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書籍番号 41573
書名 軍都山墓地―玉皇廟(全4冊)
シリーズ (北京文物与考古系列叢書)
データ A4 本文1660頁 カラー図版72頁 モノクロ図版449頁 (精装)
ISBN 978-7-5010-2126-0
編著者 北京市文物研究所編著
出版年 2007年10月 
出版者 文物出版社
価格(税込) 50,400円

本書は、「冀北山地における東周時期(直刃匕首式青銅短剣を含む)
を主な特徴の一つとする文化遺存」をテーマに、1985年から1991年
にかけて北京市延慶県軍都山地区で発掘された「玉皇山」「葫芦溝」
「西梁[土光]」の三箇所の墓地のうち、規模の最も大きい「玉皇山」
の発掘調査報告書です。三箇所で発掘された墓葬は594基,出土した
鮮明な特徴をもつ各種文物6万余件の中で,精美な極めて個性的な
「直柄青銅剣」は、強烈な草原文明の性質を現わしたものとして、
北京地区の罕見な考古発見とされます。北方游牧民族文化の源流・
族属問題にはなお多くの論争があり,本報告資料が、一つの重要な
問題提起として学界の重要な関心を集めていました。

続いて「葫芦溝」「西梁[土光]」も近々刊行の予定です。