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書籍番号 41766
書名 李白考謎
シリーズ
データ B5 584頁
ISBN 978-7-5348-2789-1
編著者 何樹瀛著
出版年 2007年7月 
出版者 中州古籍出版社
価格(税込) 5,544円

著者の李白研究に対する貢献は多方面にわたりますが、突出して
注目されるのは、これまで学会の関心の的であった李白の家世、
家難、祖籍、出生地問題について、李白の自述及び李陽冰の
《草堂集序》、范伝正の《唐左拾遺翰林学士李公新墓碑》など関係
記載について歴史的考証を加え、これまで学界の常識であった郭沫若の
《李白与杜甫》で示された「地主兼商人家世説」や「出生於中亜砕葉説」
の誤りを正し、李白が420年に金陵(南京)に移り住んだ涼武昭王李暠
嫡孫李重耳の七世孫・唐高祖李淵の四世族祖系族孫であることを本書
で立証した事とされています。