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書籍番号 50304
書   名 肇源白金宝―嫩江下游一処青銅時代遺址的掲示
シリーズ
データ A4 本文282頁 カラー図版10頁 モノクロ図版106頁 (精装)
ISBN/ISSN 978-7-03-021361-7
編著者 張忠培主編 黒龍江省文物考研究所 吉林大学考古学系編著
出版年 2009年6月 
出版者 科学出版社
価格(税込) 37,800円

本書は、吉林大学考古学系列と黒龍江省文物考古研究所が、
1986年に肇源白金宝遺址に対して行った三回目の考古発掘
報告書で、最大規模のものとされます。これまでの研究により、
四段階の文化遺跡が確認されています。第一期は、夏から早
商時期とされる「小拉哈文化」、第二期は晩商時期にあたる
「白金宝二期文化」、第三期は「白金宝文化」、第四期は「白金
宝文化」より遅い「漢書二期文化」とされその中で第一期、二期
文化遺跡は初めて発掘されたもので、松嫩平原における夏から
戦国時期の考古文化の序列と編年体系を確立したものとされ、
これまでの考古学の空白を埋めるものとされます。