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書籍番号 57394
書   名 両漢全書 1―36
シリーズ
データ A5 20786頁 (精装)
ISBN/ISSN 978-7-5607-4022-5
編著者 董治安主編
出版年 2009年12月 
出版者 山東大学出版社
価格(税込) 178,500円

《両漢全書》(全36冊)は、二千年来の漢代文献收集・整理
の成果を基に編纂されたもので両漢時期の現存するほとんど
の文献を収録した大型叢書です。1996年には編さんに着手、
1999年に全60冊の予定でまず第一、二冊が刊行されましたが、
その後諸般の事情で頓挫していましたが今回、全36冊として
改めて刊行されたものです。
《両漢全書》の主な特徴は次の通りです。
一、高祖元年(前206年)から献帝延康元年(220年)の全て
   の文献を収録。内容は各種専門書、別集,単篇詩、文、
   賦から経籍伝注、小学著作、石刻簡牘等のほか佚文残篇
   も収録するなど現在最も完全な整理本・校点本とされます。
二、文献の配列を統一、人物を一単元とし、1.専著(経、史、
   子の順)2.別集(含単篇文、賦、詩) 3.その他の文献
   資料の順に紹介したもので、時代別の著作集成であり、
   新編の「漢人別集」(単篇文、賦、詩)でもあり漢代文献
   の総集としての性格も併せ持つもので、両漢四百年の学術
   文化発展の脈絡を見て取ることができ、人物からその全て
   の著作と関係資料を把握できる利便性の高いものです。
三、底本の選択と利用を特に重視、年代の古い刻本(包影印本)
   或いは清人による精校精刻本を選び、「別集」は、稀見で
   はないものの文献価値の高い版本を採用しています。
四、人物単元のほかに、「兩漢樂府詩」(第32冊)、「兩漢讖緯
   文獻」(第33、34冊)、「兩漢石刻文獻」(第35冊)、「兩漢
   簡帛文獻」(第36冊・附編)を含みます。