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本書は、北京市大興区北程庄墓地の考古発掘報告書で、総面積 2310平方Kmに及ぶ地域で、北魏、唐、遼、金、清代の墓葬48基を 整理、出土遺物には多数の時代的特徴が鮮明である陶器、瓷器、 銅器、鉄器などが含まれています。北程庄墓地の発掘は、永定河 流域における北魏時代から清代にかけての考古学的編年にとって 重要な資料とされ、その中でも破壊を免れた多くの遼代墓葬や金代 墓葬の発見は、1949年以来、北京地区で発掘された遼・金時期の 墓葬の中で最も保存状態の良いものとされ、出土した副葬品は遼・ 金時期の葬俗を知る上での豊富な資料とされるほか、“倣木構造” の墓門は古代建築史研究の重要資料とされています。 【目録】 第一章 緒論 第二章 地層堆積情況 第三章 北魏墓葬Ｍ23 第四章 唐代墓葬 第五章 遼代墓葬 第六章 金代墓葬 第七章 清代墓葬 第八章 結語 第一節 北魏、唐代墓葬的基本文化面貌 第二節 遼金時期墓葬的基本文化面貌 第三節 清代墓葬的基本文化面貌 附表 附表一 遼金墓主要随葬品組合関係簡表 附表二 墓門与墓室倣木結構及壁画簡表 附表三 北魏、唐代墓葬登記表 附表四 遼金墓葬登記表 附表五 清代墓葬登記表 附表六 出土銅銭統計表 附表七 出土銅銭尺寸統計表 附表八 墓磚統計表 後記 |
