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《敦煌石窟》は、莫高窟、西千佛洞、安西楡林窟等からなり、石窟芸術史上、 世界的にも重要な位置にあります。「敦煌石窟考古報告」は、1950年代には すでに計画され、石窟考古、洞窟測絵等の面では既に大量の基礎的準備は できていたものの種々の要因でこれまで完全な形では刊行されないままでした。 第一巻目となる本書は、《上冊》が「莫高窟第２６６～２７５窟考古報告」で、 洞窟位置、窟外立面、洞窟構造、窟内塑像と壁画、洞窟保存現状と附属題記、 碑刻銘記等を内容とし、「下冊」は「図版、Ⅰ 測絵図版・Ⅱ 撮影図版」とし、 敦煌莫高窟の第266窟～275窟など11の洞窟石窟文献が収録されています。 【目録】 序言 第一章 緒論 一 本巻洞窟概況 二 本巻編写経過 三 本書編写体例説明 第二章 第266窟 第一節 窟外立面 第二節 洞窟結構 第三節 洞窟内容 第四節 近現代遺迹 第五節 小 結 第三章 第268窟（含第267、269、270、271窟） 第四章 第272窟（含第272A、273窟） 第五章 第274窟 第六章 第275窟 第七章 結 語 （英文提要） 附 録 一 本巻洞窟調査記録文献叙録 二 本巻洞窟歴史照片選輯 三 本巻洞窟相関論著、資料目録 四 本巻洞窟[石炭]十四（14C）年代測定報告 五 三維激光掃描技術在敦煌石窟考古測絵中的応用 六 莫高窟早期三窟壁画和彩塑製作材料分析 図 版 Ⅰ 測絵図版 Ⅱ 撮影図版 数碼全景撮影[才并]図 |
