?  




 63022.jpg
図版サンプルは以下のURLでご覧ください。
http://www.chugoku-shoten.com/mokuji/cmokuji/6302201/
6302201.pdf

 
書籍番号 63022
書   名 楚地出土戦国簡冊合集 1 郭店楚墓竹書
シリーズ
データ A4 127頁 (精装)
ISBN/ISSN 978-7-501033447
編著者 武漢大学簡帛研究中心 荊門市博物館編著
出版年 2011年11月 
出版者 文物出版社
価格(本体) 11,400円


本書は《楚地出土戦国簡冊(全6巻)》(図版集)の第1冊目で、全体では、
包山、郭店、九店、曽侯乙、長台関、葛陵等14種の資料、3500余枚の
竹簡の写真が収録され“楚簡綜合整理と研究”の最終成果として刊行
されるものであります。今回刊行されるものは、特に赤外線写真を基本
とし、数十年にわたる研究成果を組み入れたもので文字解釈と内容分析
において重要な進展があるとされます。
 その特徴は以下の通りです。
①未掲載の写真。九店56号墓45号簡頭4字の右半分と曽侯乙1号簡の
  背面の題字。
②綴合、順序の整合性をより正確に調整。郭店《五行》19号簡と21号残片
   の併合,曽侯乙53と78号簡、 210と52号簡の連関など。
③文字の新解釈と確認。赤外線写真で読み出した包山122号簡“大夫”
  合文、曽侯乙183、185、199号簡中の“?”や、新たなデータを利用した
   考釈、《六徳》22号簡“社稷”,卜筮簡中に病情と表示される“続”など。
④辞義の新解釈及び補証。包山151号簡“一索畔[田宛]”が田畝面積を
  指し, “五世王父母”と親属制度との関係や、《太一生水》の“青昏”が
   上博竹書《季康子問于孔子》では“請問”と用いられ、葛陵簡中の
   “[瑶糸-王]”が、[瑶糸-王]辞を指すことなど。
こうした簡冊の釈文と注釈の分野で重大な改善がなされたことは国内外
の中国古文字、古文献、古代史学界にとってこれからの研究を促す重要
な意義を持つものとされます。先に刊行の《楚地出土戦国簡冊(十四種)》
は、《楚地出土戦国簡冊(全6巻)》のダイジェスト版です。

【目  次】
序言
凡例
一 老子
   甲
   乙
   丙
二 太一生水
三 緇衣
四 魯穆公問子思
五 窮達以時
六 五行
七 唐虞之道
八 忠信之道
九 成之聞之
十 尊徳義
十一 性自命出
    上
    下
十二 六徳
十三 語叢一
十四 語叢二
十五 語叢三
十六 語叢四
十七 竹簡殘片
主要參考文獻
圖版