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書籍番号 |
73073 |
書 名 |
二里頭(1999~2006)(全5冊) |
シリーズ |
(中国田野考古報告集 考古学専刊 丁種第87号) |
データ |
A4 1673頁 カラー図版403頁 附表441頁 (精装) |
ISBN/ISSN |
978-7-5010-4107-7 |
編著者 |
中国社会科学院考古研究所編著 |
出版年 |
2014年10月 |
出版者 |
文物出版社 |
価格(本体) |
70,000円 | 二里頭遺跡は、中華人民共和国河南省偃師市の二里頭村で発見された
新石器時代末期から青銅器時代にかけての都市・宮殿遺跡で、1988年に
全国重点文物保護単位に指定されています。
1959年に発見されて以来発掘や研究が進められ、1960年には規模の大きな
宮殿の基壇が発見されており、中国初期王朝時代に属する最古の宮殿建築
とされ、二里頭遺跡は紀元前1800年から紀元前1500年頃の遺跡と見られて
います。
これまで発掘された二里頭遺跡は4期に分けられます。1期および2期からは
石器や陶器を作る工房が発見され、その基調は農村文化です。3期と4期からは
青銅器工房と宮殿が発見され、宮殿の遺跡は2つあり、一号宮殿址は南北100m、
東西108mの方形の基壇の上に建てられ周囲には塀などが発見され、そのすぐ
近くにある二号宮殿址は東西58m、南北73mの基壇が発見され、その北に大きな
墳墓があるため、祭祀のための施設とも考えられています。本書はその後、
1999年から2006年にかけて行われた発掘調査の詳細な報告書で、1~3冊は
発掘報告書、4冊はカラー図版、5冊は附表となっています。
《目次・詳細は以下のURLからご覧いただけます(PDF)》 http://www.chugoku-shoten.com/mokuji/cmokuji/73073/73073.pdf
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