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◇《北九州中国書店中国図書速報》
2008年15号( 2008年4月30日)◇
(TEL/FAX 093-921-6570) (価格は税込みです)
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(龍谷大学国際社会文化研究所叢書第6巻) 42829
東北アジア古代文化論叢
徐光輝編 2008年3月 A5 324頁 北九州中国書店\8400 http://www.chugoku-shoten.com/mokuji/cmokuji/42829/42829.html
本書は2004年度から2年間にわたって、龍谷大学国際社会文化研究 所で行った日中共同研究「東北アジア古代文化交流の総合的的研究 ―中国遼東・山東地域の古代文化を中心にして―」によるものである。 (中略)本書に収録した15本の論文は、遼寧を中心にしながら、内蒙古、 吉林、山東、河南、朝鮮半島、日本列島を含めて、新石器時代から中世 に至る各時期の集落遺跡、土城跡、積石塚、土器、青銅器、鉄器、馬具、 碑誌、仏教文化に焦点を絞った研究成果である。ほとんどの論文は地域 文化研究と共に周辺地域との比較、即ち地域文化の伝播、交流、影響 関係を重視する特徴が見られ、新知見が少なからず含まれていることと 確信する。(後略)(編者はしがきより抜粋) ─∵──────────────────────────∵─ ※
(論文名の頭の○は中国語、▲は日本語論文であることを示します。 また、( )内は著者/所属部署を表記しています) 【目 次】 ○紅山文化の編年研究(張星德/遼寧大学) ○遼東半島の積石塚研究(王嗣洲/旅順博物館 楊鉄男/朝陽市博物館) ▲山東と遼東の文化交流について
(常興照/中国国家文物局 徐光輝/龍谷大学) ▲集落から都市へ―遼西、遼東の環濠系集落を中心にして―
(徐光輝/龍谷大学) ○夏家店下層文化の陶鬲の型式分析(李維宇/遼寧省文物考古研究所) ○近年遼寧北部で発見した青銅器及び関連遺跡について
(許志国/鉄嶺市博物館) ○遼寧吉林相隣地域の初期鉄器時代文化について
(蕭景全/撫順市博物館 周向永/鉄嶺市博物館) ○瀋陽地域における戦国秦漢考古の初歩的研究
(李曉鍾/瀋陽市文物考古研究所) ○三燕文化の馬具の文様(田立坤/遼寧省文物考古研究所) ○洛陽、西安から出土した北魏、唐代の高句麗人墓誌と泉氏墓地
(張福有/吉林省社会科学院) 趙振華/洛陽古代芸術館) ○考古学から見る五女山城の時代と性格
(李新全/遼寧省文物考古研究所) ▲高句麗山城城壁の女墻後接方孔(柱洞)の構造と機能
(松波宏隆/龍谷大学) ▲環日本海における仏教文化交流の一考察-渤海の仏教文化との交流
を中心に-
(嵩満也/龍谷大学) ○鴻臚井摩崖石刻新釈―王仁富先生との討議を兼ねて―
(王 若/旅順博物館) ○内蒙古東南部における遼代土城遺跡の分布と分類
(王曉[王昆]/中国人民大学)
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44685
中国文物地図集 福建分册(全2冊)(精装)
国家文物局主編 2008年4月 B5 福建地図出版社\35700
《中国文物地図集
福建省分册》は、国家文物局が1989年の「広東分冊」 を皮切りに既に11種が出版されている《文物地図叢書》の一部分で、序図、 専題文物図、県(市、区)文物分布図、重点文物図、文物単位簡介と索引 の五大部分で構成、約200万字、700余幅の図片を用い、2000年までの 福建省における一万箇所以上の文物を紹介しています。さらに地図集は、 古遺址、古墓葬、古建築、石刻等の七類に分類され、地区別、県単位に 紹介、各県について文物分布地図を配しそれぞれ文字説明と図片を収録 しています。
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44688
中国北朝石刻拓片精品集(全2冊)(精装)
李仁清編著 2008年4月 大象出版社\37800 http://www.chugoku-shoten.com/mokuji/cmokuji/44668/44668.html
南北朝時期は、石刻芸術発展のピークとされ北朝石刻の持つその豊富な 古代民族史料と芸術成果は一貫して注目されてきました。ただ、古来文字 を重視するあまり文字拓片は伝えられてきましたが「造像拓片」は軽視され てきたため皆無に等しい情況でした。本書の作者李仁清氏は、20余年に わたる伝拓工作の実践の中で高度な「レリーフ伝拓技法」を模索し、その 経験と技術により1949年から近年にかけて新発見の北朝石刻を整理し実物 を配した拓本を収録し本書が完成したもので中には初公開のものも含まれ ています。
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