| 中国考古学図書新刊情報 |
【２０１１年４月１３日】
書籍番号
59807
書 名
洛陽漢代墓室壁画研究
シリーズ
データ
Ｂ５ 160頁 カラー図版63点
ISBN/ISSN
978-7-534834325
編著者
劉蘭芝著
出版年
2010年9月
出版者
中州古籍出版社
価格（税込）
４，４１０円
【目録】
前言
第一章 洛陽漢代墓室壁画研究現状及在絵画史上的意義
第二章 洛陽漢代墓室壁画的主要内容
第三章 漢代壁画的創作者
第四章 洛陽漢代主要壁画墓
第五章 漢代壁画表現技法研究
第六章 漢代壁画的構図形式
第七章 焦点透視法与多点透視在漢代壁画中的応用
第八章 二方連続与四方連続在壁画中的応用
第九章 白描技法在壁画中的応用
第十章 洛陽漢代壁画色彩研究
第十一章 没骨画法在漢代壁画中的応用
第十二章 洛陽漢墓壁画的芸術風格
附 録
参考文献
後 記
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【２０１１年２月７日】
書籍番号
59194
書 名
姜女石―秦行宮遺址発掘報告(全２册)
シリーズ
データ
A４ 本文472頁 カラー図版266頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7-5010-3047-7
編著者
遼寧省文物考古研究所編著
出版年
2010年11月
出版者
文物出版社
価格（税込）
２９，４００円
【目録】
序/前言
第一章 石碑地遺址
第一節 遺址分期
第二節 秦代遺存
第三節 漢代遺存
第二章 止錨湾遺址
第一節 遺址概況
第二節 遺物
第三節 小結
第三章 黒山頭遺址
第一節 遺址概況
第二節 遺物
第三節 小結
第四章 瓦子地遺址
第一節 工作簡況
第二節 建築遺存
第三節 窯址
第四節 小結
第五章 周家南山遺址
第一節 遺址内涵
第二節 秦代遺存
第三節 漢代遺存
第六章 大金絲屯遺址
第一節 工作概況
第二節 遺迹
第三節 遺物
第四節 戳印
第五節 小結
結語
一 秦代遺存
二 漢代遺存
附表
後記
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【２０１１年２月７日】
書籍番号
59272
書 名
東平后屯漢代壁画墓
シリーズ
データ
Ｂ５ 本文124頁 カラー図版90頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7-5010-3071-2
編著者
山東省文物考古研究所 東平県文物管理所編著
出版年
2010年11月
出版者
文物出版社
価格（税込）
１１，５５０円
【目録】
序
第一章 緒言
第二章 概述
第三章 墓葬分述
第四章 結語
附表 東平后屯漢代墓地墓葬登記表
附録 東平漢墓壁画制作工芸初探
後記
英文提要
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【２０１１年２月７日】
書籍番号
59273
書 名
哈克遺址―２００３～２００８年考古発掘報告
シリーズ
（中国田野考古報告集 考古学専刊丁種第８５号）
データ
A４ 本文232頁 カラー図版30頁
ISBN/ISSN
978-7-5010-3048-4
編著者
内蒙古自治区文物考古研究所等編著
出版年
2010年10月
出版者
文物出版社
価格（税込）
１１，５５０円
【目録】
序言一/序言二/前言
第一章 呼倫貝爾的自然環境和歴史沿革
第二章 遺址概況
第三章 地層堆積与遺迹
第四章 遺物
第五章 遺迹和遺物的分析与研究
第六章 人類遺骸
第七章 動物遺骸
第八章 [子包]粉分析
第九章 結語
附録１ 哈克遺址大事記
附録２ 再論哈克文化
―哈克遺址与周辺各遺址出土石鏃形制的比較研究
附録３ 哈克遺址出土玉飾検測報告
附録４ 哈克遺址出土和徴集金属的鑑定
後記
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【２０１１年１月１１日】
書籍番号
59124
書 名
中原蔵鏡聚英
シリーズ
データ
A４ 260頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7-5348-3468-4
編著者
王趁意著
出版年
2011年1月
出版者
中州古籍出版社
価格（税込）
９，８７０円
本書は、主に河南省各地の公的機関等が所蔵する銅鏡資料（約150面）
の実物図版からなる「実物篇」と、5篇の論文からなる「研究篇」から構成
されています。特に大きな特徴は、「三角縁神獣鏡的新発現」（研究篇
収録）に代表される、現在銅鏡研究の焦点となっている問題について
突っ込んだ探究を行うとともに新見解を示している点とされます。
【目録】
中国古代銅鏡与河南
○研究篇（附図多数）
規矩鏡研究的TLVI／三角縁神獣鏡的新発現／東漢龍虎交媾鏡
再釈中国古代銅鏡早期銘文研究／海獣葡萄鏡還是葡萄海獣鏡
○実物篇（150面の鏡の図版）
※《三角縁神獣鏡的新発現》論文の一部が以下のURLより
ご覧いただけます。
↓↓
「三角縁神獣鏡的新発現」（一部論文）
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【２０１１年１月１１日】
書籍番号
59129
書 名
常徳出土銅鏡
シリーズ
（常徳市建設文化名城系列叢書）
データ
A４ 235頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7807614104
編著者
常徳博物館 龍朝彬編著
出版年
2010年7月
出版者
岳麓書社
価格（税込）
９，８７０円
本書は、常徳博物館が所蔵する、戦国時期から明清時期までの銅鏡
188面を収録したもので、それぞれ銅鏡が出土した墓葬の材質、銅鏡
のサイズや重さ、紋様などの解説を加え、特に同じ墓葬から出土した
銅鏡の中でも紋飾や風格の違うものを一緒に収録し、比較・検討が
できるようにしています。また、江戸時代の“日本天下一宮扇形銅鏡”
一面と“陽燧鏡”（宋）一面のほか“滑石鏡”六面も収録しています。
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【２０１０年１２月７日】
書籍番号
58656
書 名
朝陽袁台湾子―戦国西漢遺址和西周至十六国時期墓葬
シリーズ
データ
A４ 本文256頁 カラー図版16頁
モノクロ図版40頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7-5010-3031-6
編著者
遼寧省文物考古研究所 朝陽市博物館編著
出版年
2010年8月
出版者
文物出版社
価格（税込）
１１，５５０円
【目録】
第一章 概述
第二章 袁台子遺址
第三章 墓 葬
第一節 発掘概況
第二節 東区墓葬
第三節 西区墓葬
第四節 袁台子遺址中発現的墓葬
第五節 其他墓葬
第六節 墓地採集遺物
第四章 墓葬綜合研究
第一節 甲類墓（西周早、中期）
第二節 乙類墓（西周晩期至春秋早期）
第三節 丙類墓（春秋中、晩期至戦国早期）
第四節 丁類墓（戦国早、中、晩期）
第五類 戊類墓（戦国中、晩期）
第六節 己類墓（戦国晩期至秦漢之際）
第七節 庚類墓（戦国至漢初）
第八節 辛類墓（西漢）
第九節 壬類墓（東漢烏桓墓）
第十節 癸類墓（十六国時期）
第十一節 其他類墓
第五章 結 語
第一節 戦国時期酉城与西漢柳城
第二節 四個文化時期
一、第一期（西周時期凌河文化墓葬）
二、第二期（戦国時期燕国文化）
三、第三期（西漢墓葬）
四、第四期（東漢十六国時期墓葬）
附表
附表一 1979年朝陽袁台子墓葬登記表
附表二 墓葬年代参考表
附録 1979年袁台子1号墓（79YM1）人骨形態観察与測量
後記
英文提要
日文提要
韓文提要
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【２０１０年１２月７日】
書籍番号
58655
書 名
西漢帝陵鑚探調査報告
シリーズ
（咸陽市文物考古研究所田野考古報告第５号）
データ
A４ 本文216頁 カラー図版63頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-75010-3030-9
編著者
咸陽市文物考古研究所編著
出版年
2010年10月
出版者
文物出版社
価格（税込）
１１，５５０円
【目録】
序
○上編 西漢帝陵的鑚探調査
第一章 緒論
第二章 西漢帝陵鑚探調査
第一節 高祖長陵
第二節 惠帝安陵
第三節 文帝覇陵
第四節 景帝陽陵
第五節 武帝茂陵
第六節 昭帝平陵
第七節 宣帝杜陵
第八節 元帝渭陵
第九節 成帝延陵
第十節 哀帝義陵
第十一節 平帝康陵
第三章 其他相関漢代陵墓
第一節 太上皇万年陵
第二節 鈎弋夫人雲陵
第四章 咸陽[土原]上秦陵的鑚探調査
第一節 Ⅰ号陵鑚探調査情況
第二節 Ⅱ号陵鑚探調査情況
第三節 Ⅲ号陵鑚探調査情況
第四節 陵墓時代及性質
○下編 西漢帝陵的綜合研究
第一章 西漢帝陵的記載和研究概況
第二章 西漢帝陵的綜合研究
第一節 帝、后陵墓
第二節 陪葬坑
第三節 寝園
第四節 陵廟
第五節 陪葬墓
第六節 陵邑
後記
英文提要
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【２０１０年１２月７日】
書籍番号
58630
書 名
唐県高昌墓地
シリーズ
河北省考古発掘報告第２号）
データ
A４ 本文311頁 カラー図版8頁 モノクロ図版84頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7501030361
編著者
南水北調中線建設干線建設管理局 河北省南水北調工程建設委員会辧公室 河北省文物局編著
出版年
2010年10月
出版者
文物出版社
価格（税込）
１２，９１５円
【目録】
序言
第一章 概述
第二章 墓葬資料
第一節 戦国時期墓葬
第二節 西漢時期土坑墓葬
第三節 両漢時期磚室墓葬
第四節 北朝―隋代墓葬
第五節 宋代墓葬
第六節 清代墓葬
第七節 年代不明墓葬
第三章 初歩研究
第一節 墓地綜述
第二節 墓葬形制及出土器物組合
第三節 出土器物
第四節 戦国、漢代陶器装飾
第五節 西漢土坑墓葬中的異穴合葬
第六節 土坑墓葬向磚室墓葬的過度
第七節 墓葬年代及墓主推測
第八節 結語
附表 高昌墓地出土器物登記表
後記
英文提要
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【２０１０年１０月１６日】
“尚方”四神博局鏡 漢
書籍番号
58164
書 名
皖江漢魏銅鏡選粹
シリーズ
データ
A４ 179頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7-5461-1519-1
編著者
安徽省文物考古研究所 銅陵市文物管理局編
出版年
2010年9月
出版者
黄山書社
価格（税込）
８，９２５円
【目録】
“大楽貴富”蟠[虫離-隹]鏡〔西漢〕
“大楽貴富”博局蟠[虫離-隹]鏡〔西漢〕
四乳四龍鏡〔西漢〕
“日光”対称単層草葉紋鏡〔西漢〕
星雲鏡〔西漢〕
四乳四神鏡〔漢〕
四乳四[兀虫]鏡〔西漢〕
四乳蟠[兀虫]鏡〔西漢〕
“昭明”四乳禽獣鏡〔西漢〕
“日光”連弧銘文鏡〔西漢〕
“昭明”圏帶銘文鏡〔西漢〕
“昭明”連弧銘文鏡〔西漢〕
“清白”連弧銘文鏡〔西漢〕
“銅華”連弧銘文鏡〔西漢〕
“日光―昭明”重圏銘文鏡〔西漢〕
“昭明―清白”重圏銘文鏡〔西漢〕
“清治銅華”重圏銘文鏡〔西漢〕
“銅華”連弧銘文鏡〔西漢〕
禽獣簡化博局鏡〔漢〕
四神博局鏡〔漢〕
禽獣博局鏡〔漢〕
“銅華”四神博局鏡〔漢〕
“[艸/禾]氏”四神博局鏡〔漢〕
“尚方”四神博局鏡〔漢〕
“尚方”八鳥博局鏡〔漢〕
“長宜子孫”四乳四神鏡〔漢〕
“[艸/禾]氏”六乳禽獣鏡〔漢〕
七乳四神禽獣鏡〔漢〕
七乳禽獣鏡〔漢〕
七乳四神禽獣紋鏡〔漢〕
“漢有善銅”七乳禽獣紋鏡〔漢〕
“泰山”七乳禽獣紋鏡〔漢〕
鳥紋鏡〔漢〕
雲雷連弧紋〔漢〕
“□氏”神人神獣画像鏡〔東漢〕
“尚方”神人車馬画像鏡〔東漢〕
“張氏”神人車馬画像鏡〔東漢〕
“吾作”環状乳神獣鏡〔東漢〕
“尚方”環列式神獣鏡〔東漢〕
虎紋鏡〔東漢〕
変形四鳥紋鏡〔東漢〕
龍紋鏡〔東漢〕
盤龍紋鏡〔東漢〕
三虎紋鏡〔東漢〕
三虎鏡〔東漢〕
“劉氏”神人瑞獣画像鏡〔東漢〕
変形四葉獣首鏡〔三国〕
“范氏”神人車馬画像鏡〔三国〕
変形龍鳳紋鏡〔三国〕
環列式神獣鏡〔三国呉〕
“五鳳二年”対置式神獣鏡〔三国呉〕
人物鳳鳥鏡〔三国〕
環状乳神獣鏡〔三国〕
対置式神獣鏡〔三国〕
“位至三公”鳳鳥紋鏡〔三国〕
四葉八鳳鏡〔三国〕
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【２０１０年９月２６日】
書籍番号
58033
書 名
余杭義橋漢六朝墓
シリーズ
データ
A４ 本文197頁 カラー図版104頁
ISBN/ISSN
978-7-5010-3011-8
編著者
杭州市文物考古所 余杭区博物館編著
出版年
2010年8月
出版者
文物出版社
価格（税込）
１５，９６０円
【目録】
第一章 概 況
第二章 単位墓葬詳述
第一節 両漢墓葬
第二節 六朝墓葬
第三章 墓葬形制与出土遺物類型
第四章 分期与年代
第五章 結 語
附表一 土坑墓登記表
附表二 磚室墓登記表
附録一 出土銅鏡統計表
附録二 戦国墓葬
附録三 明清墓葬
後 記
英文提要
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【２０１０年８月１５日】
書籍番号
57519
書 名
集安出土高句麗文物集粹
シリーズ
データ
A４ 216頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7-03-027706-0
編著者
吉林省文物考古研究所 集安市博物館
吉林省博物院編著
出版年
2010年6月
出版者
科学出版社
価格（税込）
１４，９１０円
集安地区でこれまでに発掘、収集されてきた「高句麗遺物」は、
一部は国外に散逸しているものの、大半は「集安市博物館」、
「吉林省文物考古研究所」、「吉林省博物院」の三箇所に所蔵
されておりその多くはすでに考古報告書として公表されてはい
ます。ただ、これまでに発表された学術資料、特に2000年以前
に発表、刊行されたものの中には、当時の出版条件の制約や、
未発表の器物図版、不鮮明な図版などの影響で、高句麗遺物
全体を理解する上で、不十分性もあることから、今回新たに編集
された本図録には、各所蔵品の中から代表的と思われる遺物
268点が収録されています。
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【２０１０年５月８日】
書籍番号
56621
書 名
中国墓室壁画史
シリーズ
データ
A４変型 485頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7-04-026585-9
編著者
賀西林 李清泉著
出版年
2009年12月
出版者
高等教育出版社
価格（税込）
１８，９００円
本書は、これまでの考古発掘の成果を基礎に、内容を第一章の
「漢代墓室壁画」から第七章の「元代及明清時期的墓室壁画」
まで各時代別に分類、各章では、概略紹介のほか地域別に図版
と文字によって解説を加えた「墓室壁画通史」となっています。
附録として一、紀年壁画墓 二、壁画墓考古紀年 三、文献簡目
も掲載。
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【２０１０年５月５日】
書籍番号
56620
書 名
止水集：王綱懐銅鏡研究論集
シリーズ
データ
Ｂ５ 本文277頁 巻頭カラー図版22頁 （精装）
ISBN/ISSN
978-7-5325-5330-3
編著者
王綱懐著
出版年
2010年2月
出版者
上海古籍出版社
価格（税込）
５，２５０円
【目録】
序〔李学勤〕
西漢銘文鏡
西漢鏡農政銘考釈
―大景之治重視農政“雄漢”打下了堅実基礎
莽式銘文鏡
新莽鏡単于挙士銘釈考
―証実西漢末新莽与匈奴之間的一段和平歴史
新莽鏡単于挙士銘続考
両漢儒家思想銘文鏡
両漢鏡銘中的酒文化
漢鏡十二地支与唐鏡十二生肖
漢唐銅鏡寄相思
日本正倉院蔵鏡
従中日出土同模唐鏡説起
―為日本奈良高松塚古墳発掘35周年而作
蟠龍紋海獣葡萄鏡的由来与演変
唐代迦陵頻伽鏡及其文化伝承
唐鏡与唐詩中的蓬莱仙境
唐鏡中的鸚鵡
唐代双鸚鵡鏡
唐鏡与唐詩中的鴛鴦
唐鏡与唐詩中的舞馬
閏七月銘南唐鏡紀年考釈
南唐建州団龍団鳳鏡考
―兼説南唐鏡文化与茶文化的結合点
銅禁時期銭監鋳鏡
南宋詩詞鏡
曲江風度 藻耀千秋―《千秋金鑑録》青史流芳考
【附】千秋金鑑録
唐鏡尺度考―兼考日本奈良古尺
有柄和鏡尺度考
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【２００９年９月２６日】
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本書は、1962年から2003年にかけて吉林省集安地区の高句麗墓葬で 行われた考古発掘調査の報告35篇と動物骨骼鑑定報告1篇を収録した ものです。三室墓、五 [灰/皿]墳四・五号、長川一、二号、麻線一号 などの壁画墓や上、下活龍、東大坡、集錫道路等の積石墓群など、 大規模な発掘報告、及び近年調査の高句麗王陵と推測される数基の 陵墓の発掘報告などは今後の高句麗墓葬研究の基礎的資料となり うるため、今回一冊にまとめられたものです。 【目 録】 〔 〕内は初出雑誌等情報 ○1962年春季吉林集安考古調査簡報〔考古1962年11期、566～568頁〕 ○吉林集安楡林河流域高句麗古墓調査 〔考古1962年11期、572～574頁〕 ○吉林集安五[灰/皿]墳四号和五号墓清理略記 〔考古1964年2期、59～66頁〕 ○吉林集安通溝第十二号高句麗壁画墓〔考古1964年2期、67～72頁〕 ○吉林集安麻線溝一号壁画墓〔考古1964年10月、520～528頁〕 ○吉林集安両座高句麗墓〔考古1977年2期、123～131頁〕 ○集安県両座高句麗積石墓的清理〔考古1979年1期、27～32、50頁〕 ○吉林集安洞溝三室墓清理記〔考古与文物1981年3月、71、72頁〕 ○集安洞溝三室墓壁画著録補正 〔考古与文物1981年3月、123～126、118頁〕 ○集安長川一号壁画墓〔東北考古与歴史1982年1期、154～173頁〕 ○集安万宝汀墓区242号古墓清理簡報 〔考古与文物1982年6期、16～19、28頁〕 ○吉林集安長川二号封土墓発掘紀要 〔考古与文物1983年1期、22～27頁〕 ○集安洞溝両座樹立石碑的高句麗古墓 〔考古与文物1983年2期、42～48頁〕 ○集安高句麗墓葬発掘簡報〔考古1983年4期、301～307、295頁〕 ○集安洞溝三座壁画墓〔考古1983年4期、308～314頁〕 ○吉林集安五[灰/皿]墳四号墓〔考古学報1984年1期、121～136頁〕 ○1976年集安洞溝高句麗墓清理〔考古1984年1期、69～76頁〕 ○集安県上、下活龍村高句麗古墓清理簡報 〔文物1984年1期、64～70頁〕 ○集安県老虎哨古墓〔文物1984年1期、71～74頁〕 ○集安両座高句麗封土墓〔博物館研究1988年1期、58～60頁〕 ○“折天井”墓調査拾零〔博物館研究1988年3期、74、75頁〕 ○吉林集安東大坡高句麗墓葬発掘簡報〔考古1991年7期、600～607頁〕 ○集安洞溝古墓群禹山墓区集錫公路墓葬発掘〔高句麗研究文集、 延辺大学出版社、1993年、21～79頁〕 ○集安洞溝古墓群三座古墓葬清理 〔博物館研究1994年3期、9、79～81頁〕 ○吉林省集安洞溝古墓群七星山墓区両座古墓的考察 〔北方文物1998年4期、28、29頁〕 ○維修中発現的両座高句麗積石石室壁画墓 〔博物館研究2000年1期、69、70頁〕 ○集安麻線安子溝高句麗墓葬調査与清理 〔北方文物2002年2期、47～50頁〕 ○集安下解放第31号高句麗壁画墓〔北方文物2002年3期、29～32頁〕 ○集安洞溝古墓群禹山墓区2112号墓〔北方文物2004年2期、29～35頁〕 ○洞溝古墓群禹山墓区JYM3319号墓発掘報告 ○集安JSZM0001号墓清理報告 ○集安JSZM145号墓調査報告 ○集安禹山M2112墓室清理報告 ○黄泥崗大墓調査報告 ○集安禹山540号墓清理報告〔北方文物2009年1期〕 ○03JYM0540出土的動物骨骼遺存研究 |
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【２００９年９月３日】
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○上冊 第一章 緒論 第二章 第2号宮殿基址 第三章 第3、4号宮殿建築群基址 第四章 第5号宮殿基址 第五章 第50号宮殿基址 第六章 皇城南門基址 第七章 郭城正南門基址 ○下冊 第八章 郭城正北門基址 第九章 第1号街基址 第十章 城墻建築結構 第十一章 結 語 ○附 録 一 渤海上京城出土釉陶器、白灰測試報告 二 渤海上京城出土金属器金相測試報告 三 渤海上京城遺址出土鉄器金相学与工芸探討 四 “東京城”遺址発掘的初歩報告 ○後 記 ○英文、俄文、日文、韓文提要 ○参考文献 南門、正北門、中央大街、宮城中軸線上の宮殿、“御花園”大型礼制 建築、中国古代宮城建築についての最も詳細な発掘報告集で、これ までの誤りを訂正すると同時に渤海上京城を含む、渤海の歴史、政治、 経済、文化及び中央政権との関係、さらに中国古代都城制度の研究に とって重要な資料とされます。 ●これまでの調査概要●・・・・・・・・・・・・・ 渤海上京城は渤海国五京の一つとされ、これまでも多くの学者によって 調査が行われてきましたが早くは清末曹廷杰により"東京城"が即ち渤 海上京故城であると指摘、20世紀の初めには、日本、ロシアによる発掘 が行われましたが、特に当時の日本・渤海関係の交流と影響の大きさ から、1933年～1934年に、日本の原田淑人等による宮殿殿址、門址、 寺址等の大規模発掘が行われた結果、1939年に発掘報告集《東京城》 として刊行され、中華人民共和国成立後も幾度となく調査が行われてき ましたが主要なものはこれまで三度で、１９６４年の中朝連合考古隊に よる調査や、70年代末の宮城午門東側門址（第一号門址として編入）、 1981年から1985年にかけての既発掘の《宮城午門楼台基》、《第一号 殿址》、廊廡址や部分的宮墻の全面整理などです。 |
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【２００９年９月３日】
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1992年から1995年の４年わたって、黒龍江省文物考古研究所 が寧安市渤海鎮虹鱒魚場で発掘した渤海墓葬は、それまでの 中では最多のもので形式も複雑で出土品も最も多く、三稜二 号渤海大墓の発見に次ぐ一大発見であります。また祭祀壇等 に関する重要遺跡も今回初めて発見されたことから、「１９９５年 中国考古十大発現」の一つに挙げられています。今回発掘調査 された虹鱒魚場墓群は、寧安市渤海鎮虹鱒魚場の北1kmの菜河 南岸の沙丘に位置し、度重なる土石流などで墓地の破壊が深刻 なため今回すべての墓地に対して調査を行った結果、全部で墓葬 323基、7基の祭祀壇が発掘されました。その面積は約1万平方メ ートル、出土文物の標本も2000件を超えています。 特に今回調査した7基の祭祀壇からは生活用具、生産道具、兵器、 馬具、装飾品などが出土、その中で陶器が最も多く、種類も豊富で、 次いで銅器、鉄器、玉器、金銀器、瑪瑙となっています。特に注目 されるのは、文字（漢字、官署名称？）が記載された極めて珍しい 陶器の発見で、渤海時代の官制等の研究に重要な資料とされます。 また、磚室墓の中から渤海時期の「紅磚」（大多数）、「青磚」も多数 見つかり、等辺三角形、直角三角形磚、梯形、長方形など形もさま ざまなことから渤海時代の建築風格を知る上で絶好の資料とされて います。 |
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【２００９年８月２８日】
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本書に収録する728幅の磚壁画は、嘉峪関市新城郷魏晋 五号墓、六号墓、七号墓、張掖市高台県駱駝城、許三湾、 苦水口遺址墓葬群、酒泉市丁家閘十六国五号墓、酒泉市 果園郷西溝一号墓、二号墓、四号墓、五号墓及び敦煌市 佛爺廟湾墓葬群などから出土したもので、構成は、凡例、 前言、総述、図版と叙録、附録の五部分の全3冊からなり 各壁画には文字説明を付け、内容からそれぞれ名称がつ けられています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本書は、甘粛省内で発掘された魏晋唐墓葬壁画について 全面的に整理したものとしては初めて刊行される大型学術 図書です。甘粛省博物館、甘粛省古籍文献整理編訳中心、 蘭州大学敦煌学研究所等の専門家による四年の調査を経 て整理、編纂されたものです。甘粛省の新城、果園墓群は 「第五批全国重点文物保護単位」とされ、嘉峪関市新城郷 西南、酒泉市果園郷北面の戈壁灘上に分布し、その広さは 13万平方メールにわたり、数千基の魏晋時期の地下磚壁画 墓を有する“世界最大の地下画廊”と称されるなど、敦煌石窟 より早く、3世紀から5世紀初めの魏晋時期（公元220－419年） に形成されたものとされています。 甘粛省河西走廊は、古代シルクロードの重要な通路であり、 社会の急激な変化とあいまって一つの民族大融合が行われた 河西地区で1972年に魏晋磚壁画墓群が発見され、以来2000 年までに古墓18基を発掘、その内の8基は「彩絵磚壁画墓」で、 760余幅の壁画が出土しています。壁画の内容は、当時の農耕 ・採桑・牧畜・狩猟・屯墾営田・宴飲・奏楽・出行・営帳・車輿・絲 束など広範囲に及んでいることから、魏晋時期の政治・経済・軍 事・文化・民俗風習・農牧・気候などの研究にとって貴重な一次 資料とされています。本書は、すでに発掘された壁画に大量 の注釈と説明を付して収録したものです。 |
