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書籍番号 11956
書  名 八旗通志 初集 1―8 附:八旗方位図
シリーズ (繁体字縦組)
データ A5 5668頁
ISBN/ISSN 7-5029-0358-5
編著者 (清)鄂爾泰等修 李洵 趙徳貴主点校
出版年 1986年9月
出版者 東北師範大学出版社
価 格 22,000円(税込)

【内容簡介】

『八旗通志初集』は全250巻から成る大部の史書で、清朝の重臣である
オルタイ(1677~1745)らが勅命を受けて編纂した。オルタイは西林
覚羅氏に属し、字を毅庵といい、満洲[食襄]藍旗の出身である。康熙・
雍正・乾隆三朝に仕えた清朝前期の代表的な政治家であった。康熙年間
に挙人となり侍衛に任じられ、田文鏡・李衛とともに皇子胤禛(後の雍
正帝)の側近となった。雍正朝には雲貴総督や軍機大臣を歴任し、乾隆
朝には張廷玉らとともに政務を統轄して保和殿大学士となり太保を加授
された。
雍正5年(1727)に勅命を受けて本書の編纂を開始し乾隆4年
(1739)に完成した。
本書は「志」「表」「伝」の三部構成である。
●志(全84巻)
旗分志 17巻 土田志 5巻 営建志 3巻 兵職志 8巻 職官志 12巻
学校志 4巻 典礼志 15巻 芸文志 20巻
●表(全54巻)
封爵世表 8巻 世職表 24巻 八旗大臣年表 8巻 宗人府年表 1巻
内閣大臣年表 2巻 部院大臣年表 2巻 直省大臣年表 5巻 選挙表 4巻
●伝(全112巻)
宗室王公列伝 12巻 名臣列伝 60巻 勲臣伝 19巻 忠烈伝 12巻 
循吏伝 4巻 儒吏伝 4巻 儒林伝 2巻 孝義伝 1巻 列女伝 12巻
本書は、八旗兵制を「経」とし八旗の法令・官職・人物を「緯」とする
構成を採っている。八志では事項を中心として人物を記述し八旗の設置
沿革、制度規定、駐防体制、旗地、邸宅・官署、官員の職掌、教育制度、
礼制、詔勅や詩文などを収録している。八表は年代を軸として人物を配
列し清朝初期以来の爵位継承や官職の昇降・異動を詳しく示す。八伝は
人物を中心として事績をまとめ、各種人物の経歴と功績を記録している。
八旗制度は、清太祖であるヌルハチが明の万暦29年(1601)から43年
(1615)にかけて創設した軍事・社会組織であり、その後次第に整備
されて制度化された。この制度は清王朝の建国と、その後数百年に及ぶ
統治において極めて重要な役割を果たした。
本書は正史・実録・公文書・档案・冊封文書・上諭・奏疏・詩文・各旗
の冊籍など多岐にわたる史料をもとに編纂されている。そのため、清代
特有の八旗制度とその組織を詳細かつ体系的に記述しているだけでなく、
今日では失われた清代文献の内容を数多く保存しており、清史研究にと
って極めて貴重な史料となっている。版本としては乾隆年間の内府抄本
および武英殿刊本が伝存する。1985年には東北師範大学出版社が武英殿
本を底本とし、諸本との対校・校訂を施した活字版を刊行している。