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書籍番号 14576
書  名 鴛鴦蝴蝶派研究資料[史料部分・作品部分](全2巻)
シリーズ (中国現代文学史資料叢書甲種)(内部発行)(複製)
データ A5 1224頁(精装)
ISBN/ISSN
編著者 魏紹昌、呉承惠編
出版年 1984年7月
出版者 上海文芸出版社
価 格 22,000円(税込)


【内容簡介】

『鴛鴦蝴蝶派研究資料』は、中国近代通俗文学を代表する「鴛鴦蝴蝶派」に
関する史料・作品・評論を体系的に集成した基本資料集である。1962年に
上海文芸出版社から刊行された「史料部分」をもとに1984年には『中国現代
文学史資料叢書』の一冊として増補・再編集され、上巻(史料部分)・下巻
(作品部分)の全2冊として出版された。編者は魏紹昌・呉承恵である。

本書は、五四新文学の影響のもとで長く「旧派文学」として低く評価されて
きた鴛鴦蝴蝶派を再検討するために編集された資料集であり文学史研究の基
礎文献として高い評価を受けている。

●上巻(史料部分)には、鴛鴦蝴蝶派の形成と発展を理解するための豊富な
一次史料が収録されている。主要な内容は次のとおりである。

鴛鴦蝴蝶派の成立・発展に関する史料
当時の文学評論・新聞記事・雑誌論説
作家の自伝・回想録・書簡
出版社・文学団体・雑誌編集に関する資料
文学論争・五四新文学との関係を示す評論
民国期文芸雑誌・新聞副刊に関する記録
作家略伝・年譜・著作目録などの参考資料

●下巻(作品部分)には鴛鴦蝴蝶派を代表する作家の作品が収録され、その
文学的特色を具体的に理解できるよう構成されている。代表的な収録作家に
は、徐枕亜、包天笑、周?鵑、李涵秋、程小青、厳独鶴、范煙橋、張恨水など
が含まれる。
本資料集からは、鴛鴦蝴蝶派文学が単なる恋愛・娯楽小説ではなく、民国初期
の都市文化や市民社会を映し出す重要な文学であることが理解できる。作品に
は恋愛観・結婚観・女性像・家庭・都市生活・出版文化・大衆娯楽・新聞雑誌
文化などが生き生きと描かれており、当時の社会風俗や市民生活を知るための
貴重な歴史資料としても高い価値を有する。