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書籍番号 28821
書  名 古逸叢書(全3冊)
シリーズ
データ B5 2347頁(精装)
ISBN/ISSN 7-80643-596-4
編著者 (清)黎庶昌輯 楊守敬訳校
出版年 2002年10月 
出版者 江蘇古籍出版社
価 格 20,900円(税込)

『古逸叢書』は、清末の外交官である黎庶昌が、光緒8年から10年
(1882~1884年)にかけて駐日公使を務めていた期間、学者の楊
守敬と共同で日本にて編纂・刊行した漢籍叢書である。
全26種200巻からなり、主に中国で散逸し、日本に伝存する唐・宋
・元・明代の珍稀古籍を収録しており、経学、小学、史地、詩文
などの分野を網羅している。
本叢書は宋・元代の刻本を影刻したものを主とし、例えば宋蜀大字
本『爾雅』や宋台州本『荀子』などがあり、併せて日本の写本子抄
本や『文館詞林』など、中国本土では久しく失われていた文献も収
録している。全書は日本人版工の木嘉平が木版印刷技術を用いて刻
印し、黎庶昌が自費で銀一万八千両を投じて百部を監修した。完成
後、版木は中国に運ばれ、江蘇官書局に引き渡された。収録された
版本の多くは森立之の『経籍訪古志』に基づき厳選されたものであ
り、一部の内容は校勘・改訂を経て「集字本」の特徴を形成してお
り、後世の『続古逸叢書』などの古籍整理事業の基礎を築いた。