【内容簡介】
『宋元方志人物伝記資料叢刊』は、既刊の『地方志人物伝記資料叢刊』に
続く、新たな人物伝記資料の集成である。現在現存する完全版および比較
的完全な宋・元の方志は、およそ40種余りに上りそれらは記載された当該
地域の古代の政治、経済、軍事、文化、人物、社会風情、物産資源、地理
的変遷などを考察する上で、いずれも貴重な資料的価値を有している。
今回、朱士嘉氏の『宋元方志伝記索引』に基づき、現存する宋・元の方志
の中から人物伝記に関する資料を編集しまとめた。その名を地方志において、
「人物志」は重要な位置を占めており、多くの紙幅を割いているだけでなく、
人物の分類も極めて詳細である。支配階級が当時の社会に有益であると認め
た人物であれば、すべて書物に収録されている。これらの資料は内容が豊富
で、形式も多様である。本書に収録された人物伝記資料の分類は、おおむね
以下の通りである
:名宦、郷賢、仕進、孝友、節烈、耆旧、寿民、方技、流寓;および各種の
表志、例えば職官表、選挙表、烈女表、さらに金石・芸文類に含まれる墓志、
碑銘、伝記、行状、事略などである。
この叢刊は、宋元時代の地方志に散在する人物伝記を体系的に集成したもの
であり、中国史・地方史・科挙史・家族史・地域エリート研究の基礎資料と
して非常に重要な文献集です。特に原地方志では検索が困難な人物伝記を、
人物別・地域別にまとめて利用できる点に大きな価値があります。
【目録】
総目録及册目録
総目録
第一册
〔紹熙〕雲間志 一
〔至元〕斉乘
四三
〔景定〕建康志 一三一
〔元豊〕呉郡図経続記 四五九
〔紹定〕呉郡志
四六九
第二册
〔至正〕金陵新志 一
第三册
(淳佑)玉峰志 一
〔咸淳〕玉峰続志
四三
〔至正〕崑山郡志 六三
〔宝佑〕琴川志 一五七
〔至正〕无錫志 二二五
〔嘉定〕鎮江志
二八七
第四册
〔至順〕鎮江志 一
〔咸淳〕毘陵志 二六五
〔干道〕臨安志 三七九
〔咸淳〕臨安志(一)
四五五
第五册
〔咸淳〕臨安志(二) 一
〔淳熙〕厳州図経 四三三
〔景定〕厳州続志
五二四
〔至元〕嘉禾志 五六九
臨汀志 六五一
第六册
〔嘉泰〕呉興志 一
〔干道〕四明図経
二九一
〔宝慶〕四明志 四○九
第七册
〔大徳〕昌国州図志 一
〔延佑〕四明志 二一
〔至正〕四明続志
三五三
〔嘉泰〕会稽志 四四三
第八册
〔宝慶〕会稽続志 一
〔嘉定〕[炎リ]録 一六三
〔嘉定〕赤城志
二二一
第九册
〔淳熙〕三山志 一
第十册
〔淳熙〕新安志 一
〔宝佑〕仙渓志
二九三
〔大徳〕南海志 四八一