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北九州中国書店出版図書・国内取扱書


【2018年11月23日】


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書籍番号 78279
書  名 中国朝鮮の陶磁器
シリーズ (茶道教養講座⑨)
データ 新書版 248頁 カラー図版16頁
ISBN/ISSN 978-4-473-04139-5
編著 降矢哲男著
出版年 2018年87月 
出版者 淡交社
価格(本体) 1,200円

 【内容簡介】

喫茶文化がもたらされた平安時代から、中国と朝鮮半島で焼かれた
陶磁器は、日本人の美意識・価値観の変化とともに、賞玩され続けて
きました。本書では中国・朝鮮の陶磁史の流れを追い、唐物・高麗
茶碗の特徴を、名品の実例ごとに詳述します。茶碗を通して日本人の
感性の軌跡が、あきらかになります。

 【目次】

第1章 喫茶の需要と陶磁器
第2章 中国陶磁器の流れ
第3章 唐物茶碗の種類と特徴
第4章 唐物茶入と茶壺の種類と特徴
第5章 朝鮮陶磁器の流れ
第6章 高麗茶碗の種類と特徴
第7章 唐物の価値観の変化


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【2018年11月16日】


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書籍番号 78271
書  名 女真と金国の文化
シリーズ
データ A5 426頁 (上製本)
ISBN/ISSN 978-4-939127-21-2
編著 M.B.ヴォロビヨフ著 川崎 保・川崎輝美訳
出版年 2018年11月 
出版者 ボロンテ
価格(本体) 5,000円

埋もれていた「女真族」と「金国」の歴史・文化に光を当てたロシアの
名著!日本文化との意外な共通点とは―。
 本書は、おもに中国東北地区からロシア極東地区に暮らしていた民族
「女真」と、彼らが建国した「金」の文化と歴史を論じたものである。
その起源に始まり、周辺地域文化を受容したり、逆に発信したりしながら、
どのように発展、継承されていったかを多角的な資料で分析している。
……(略)……女真文化を正当に評価することは、日本文化を正当に評価
することにつながっていく。本書に啓発されて、日本文化と女真文化に
意外な共通点があることもわかってきた。
文献、考古、民族誌の成果を縦横無尽に活用して、歴史・文化を叙述する
著者の手法は、日本における文化研究にも裨益すること大である。歴史や
文化の研究を志したいと考える方にはぜひともお読みいただきたい。
―「訳者まえがき」より

 【目次】

第1章 1115年までの女真文化
 生産活動/集落/住居/衣服と装身具/食物と器/家族と家庭生活の慣行/風俗
 と慣習/宗教と祭祀/言語と文字/自然科学の知識

第2章 金国の文化(1115~1234)
 産業/都市と集落/建物と造作/服装と装身具/食物と道具/家族とその習慣/
 風俗と慣習/宗教と祭祀/言語と文字/碑文と金石学/書籍と出版/文学/建築
 様式/彫刻/絵画/工芸/学術/教育

第3章 結論
 未解決の問題/女真文化の起源/文化的相互交流/文化政策/文化プロセス/
 女真の文化的独自性/金崩壊後の女真民族と文化/女真の継承者
結び
資料編(参考文献、索引、図版等)


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【2016年11月21日】


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書籍番号 76196
書   名 内藤湖南―近代人文学の原点
シリーズ
データ 四六判 400頁 (上製本)
ISBN/ISSN 978-4480847447
編著者 高木 智見著
出版年 2016年11月 
出版者 筑摩書房
価格(本体) 3,300円

【目次】

  序 章 今こそ内藤湖南―湖南とは何者か
  第1章 中国学者・湖南の誕生
       ―湖南はいかにして「湖南」になったのか
  第2章 孟子と湖南―早期湖南はなぜ激越だったのか
  第3章 歴史認識とその背景―湖南はなぜ面白いのか
  第4章 湖南史学の形成
       ―面白い歴史はいかにして書かれたのか
  第5章 湖南史学の核心・心知
        ―テキストはいかに理解するのか
  第6章 湖南を以て湖南を読む
       ―湖南執筆文をいかに鑑別するのか
  終 章 湖南の面白さの意味―誠と恕の精神


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【2016年3月3日


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書籍番号 74909
書   名 北九州地域史の研究
シリーズ
データ A5 372頁 (精装)
ISBN/ISSN 978-4-9903886-7-6
編著者 轟 次雄著
出版年 2016年2月 
出版者 北九州中国書店
価格(本体) 3,000円

【目次】

 まえがき……………………………………………………………  1
第一章 遺跡と古代史
  1 遠賀平野における弥生遺跡の展開 ………………………… 14
  2 岡垣・塩屋前方後円墳 ……………………………………… 44
  3 岡垣・遠賀の首長墳をめぐる一考察  ……………………… 56
  4 刀子と鉄鏃の副葬関係……………………………………… 71
  5 前期古墳における副葬品の左右配置関係  ……………… 147
  6 刀子と鉄鏃に関する追加資料  …………………………… 176
     地下式横穴墓の女性被葬者と副葬品について………… 176
     鹿児島県下の地下式横穴墓・板石積石室墓の場合…… 182
     男性首長墳に刀子が副葬された事例…………………… 186
  7 遠賀郡における須恵器窯跡群について…………………… 189
  8 まとめ  ……………………………………………………… 201
第二章 地名と古代史
  1 京都郡苅田地区にみる首長墳と塚地名  ………………… 230
  2 筑紫の聞物部大斧手について  …………………………… 241
  3 徳力に伝わる銅生産地名 ………………………………… 247
  4 まとめ  ……………………………………………………… 255
第三章 地名と中世史
  1 本城・力丸遺跡と蛭子谷城跡……………………………… 262
  2 土豪勝木(香月)氏の居館地について …………………… 283
  3 香月・白岩神社地内の祭祀土器と五輪塔群   …………… 293
  4 門田地名と「土豪屋敷」について  ………………………… 298
  5 遠賀郡朝木神社宮座の名と底井野郷  …………………… 311
  6 豊前京都郡に残る名の事例  ……………………………… 331
  7 まとめ  ……………………………………………………… 340
 あとがき  ………………………………………………………… 359
 索 引  …………………………………………………………… 366



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【2015年6月11日】


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書籍番号 74045
書   名 高句麗都城の考古学的研究【品切】
シリーズ
データ A5 132頁
ISBN/ISSN 978-4-9903886-5-2
編著者 千田剛道著
出版年 2015年6月 
出版者 株式会社 北九州中国書店
価格(本体) 2,000円

本書は2013年度に福岡大学大学院人文科学研究科に提出した博士論文
をもとに、加筆修正して刊行するものである。(あとがき)

【目 次】
序章―本研究の対象と接近方法……………………………………… 1
第1章 高句麗考古学研究史  ………………………………………… 3
 第1節 高旬麗遺跡調査研究の歩み   ……………………………… 3
 第2節 高句麗文化の位置づけ  …………………………………… 12
第2章 高句麗都城研究の現状と論争点 …………………………… 23
 第1節 高句麗都城研究略史と高句麗都城の全体像  …………… 23
 第2節 高句麗都城の変遷観 ……………………………………… 24
 第3節 高句麗都城の論争点 ……………………………………… 26
第3章 高句麗瓦の編年……………………………………………… 29
 第1節 高句麗瓦縞年研究史 ……………………………………… 29
 第2節 平壌地域の高句麗瓦編年 ………………………………… 32
 第3節 集安地域の高句麗瓦編年 ………………………………… 36
 第4節 高句麗瓦の編年 …………………………………………… 47
第4章 高句麗都城関係遺跡の検討………………………………… 53
 第1節 桓仁地域の都城関係遺跡 ………………………………… 53
 第2節 集安地域の都城関係遺跡 ………………………………… 68
 第3節 平壌地域の都城関係遺跡 ………………………………… 82
終章―結語…………………………………………………………… 128
あとがき  ……………………………………………………………… 131
図 版/図1~図52
表/表1~表5



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【2013年11月11日】


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書籍番号 70852
書   名 歩軍統領小史―「輦轂粛清」の物語―
シリーズ
データ A5 287頁
ISBN/ISSN 978-4-9903886-4-5
編著者 北山勝次著 北山千雅子表紙絵
出版年 2013年11月 
出版者 北九州中国書店
価格(本体) 4,000円

清朝史研究では、档案史料や文集、地方志等を中心に、雍正朱批諭旨
研究等のように、特定の時期、事件等を微視的に、あるいは実証的に
掘り下げる方法が普通であるが、根本資料としての実録がある以上、東華
録等に頼らず、国家統治の諸課題を集約する主題を物語る作業もあって
よいと思う。
本稿では、いわゆる君主独裁下、前近代における国家の「警察的作用」
がいかなるものかという関心から、天子の膝元を掃蕩する「輦轂粛清」に
任ずる歩軍統領と、京師を取り鎮める「綏靖」に任ずる巡城御史に着目し、
実録等を素材として、まず「粛清」軍編制の概略を俯瞰し、次に歩軍統領
や巡城御史が、銭法・銭穀刑名・教案等、各時期固有の課題に即して
どのように関与したかについて検討し、順治より嘉慶期までの清朝社会の
諸相に迫ることとしたい。(著者、「はしがき」より)

<目次は以下のURLよりご覧いただけます>
http://www.chugoku-shoten.com/mokuji/cmokuji/70852/70852.pdf




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【2012年12月5日】


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書籍番号 67422
書   名 宋代軍政史研究
シリーズ
データ A5 684頁 (上製本)
ISBN/ISSN 978-4-9903886-3-8
編著者 畑地正憲著
出版年 2012年12月 
出版者 北九州中国書店
価格(本体) 12,000円

<目次は以下のURLよりご覧いただけます>
http://www.chugoku-shoten.com/mokuji/cmokuji/67422/67422.pdf



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【2010年11月20日】


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書籍番号 58490
書   名 山陰弥生墳丘墓の研究
シリーズ
データ A5 本文336頁 挿図65点 表組み5点 (上製本) 
ISBN/ISSN 978-4-905240-00-6
編著者 藤田憲司著
出版年 2010年11月 
出版者 株式会社 日本出版ネットワーク
価格(本体) 3,000円

山陰の弥生墳墓を象徴する四隅突出型墳丘墓は、広島県北部の
三次盆地から山陰海岸部に波及して出雲を中心に拡がり、古墳
時代の始まりとともに終焉したと考えられている。その通説は大和
王権に屈した出雲王国の盛衰と重ね合わせてイメージされている。
 かつて、通説化されていた山陰の四隅突出型墳丘墓の時代観を
覆した著者が、再び四隅突出型墳丘墓の起源と終焉論の通説に
挑んだ新説。山陰の枠を越えて、前方後円墳体制論に迫る3世紀
墳丘墓研究の新視点。
 【目 次】
はじめに
第1章 研究抄史と問題の所在
   第1節 研究抄史 
      1 山陰弥生墳墓研究の始まり
     2 最初の迷走(1970 年代)
     3 修正と新たな混迷(=一元的起源論)の始まり
     4 一系論と終焉論の蹉跌
     5 これからの研究方向
   第2節 弥生墳丘墓と古墳
     1 墳丘墓と古墳
     2 古墳の定義
     3 墳丘墓でも古墳でもない墓
     4 都出論理構成の問題点
     5 最初期前方後円墳の課題
     6 Ⅰ期前方後円墳の大別
     7 三角縁神獣鏡と前方後円墳
      8 いま一つの課題(前方後円墳時代の提唱)
第2章 墳丘墓編年の課題
    第1節 山陰「鍵尾式」の再検討とその併行関係 
      1 「鍵尾式」が抱える課題
      2 岡山県南部の編年細分
     3 山陰の編年研究の現状
      4 山陰と山陽地方の併行関係
      5 まとめ
    第2節 山陰型特殊器台から見た山陰の墳丘墓の編年観
      1 揺れ動く山陰の墳丘墓の編年
      2 神原神社古墳出土土器の概要
      3 神原神社古墳出土土器の相対的な時期
      4 円筒形器台(山陰型特殊器台)の系譜と展開
      5 山陰型特殊器台・特殊埴輪の相対的位置と年代観
第3章 山陰弥生墳丘墓の成立
    第1節 配石墓と方形区画墓
      1 弥生時代初期の墳墓、区画墓の分類
     2 初期弥生墳墓の地域色
     3 山陰の配石墓の系譜
   第2節 初期区画墓の諸形態(周溝墓と台状墓)
     1 北部九州の区画墓
     2 瀬戸内・畿内の周溝墓
     3 山陰の初期区画墓
第4章 弥生墳丘墓の系譜
   第1節 朝鮮半島の区画墓(支石墓と周溝墓)
     1 敷石区画墓(墓域支石墓)の事例
     2 長方形周溝墓の事例
     3 もう一つの方形周溝墓
   第2節 二つの墳丘墓の系譜
     1 方(円)形周溝墓の系譜
     2 方形貼石墓の系譜
第5章 四隅突出型墳丘墓の成立
   第1節 方形貼石墓と四隅突出型墳丘墓
     1 四隅突出型墳丘墓の起源諸説
     2 貼石区画墓の道
     3 もう一つの道の表現
   第2節 四隅突出型墳丘墓の定義と分類
     1 踏石状石列と突出部
     2 墳丘の分類
     3 突出部の分類
第6章 四隅突出型墳丘墓の展開
   第1節 四隅突出型墳丘墓の地域色と展開
     1 江の川流域
     2 出雲地域
     3 隠岐地域
     4 伯耆・因幡地域
     5 その他の地域
     6 分布に見る地域差
   第2節 各地の墳丘墓事情
     1 丹後の弥生墳丘墓
     2 北部九州と瀬戸内の墳丘墓
   第3節 四隅突出型墳丘墓の出雲化
     1 西桂見から西谷へ
     2 出雲平野の四隅突出型墳丘墓
     3 貼石と突出部の退化
     4 四隅突出型墳丘墓の二極化と一元化
第7章 四隅突出型墳丘墓世界の背景
   第1節 前方後円墳と前方後方墳
     1 前方後円墳成立以前の各地の墳丘墓
     2 前方後円墳と前方後方墳の分布
     3 大和の前方後円墳時代
   第2節 見えざる鉄器
     1 畿内中心論の蹉跌
     2 鉄器の分布
     3 畿内の石器と鉄器
     4 無いものと無かったもの
     5 山陰の鉄器分布の特徴
終 章 四隅突出型墳丘墓の終焉と出雲
   第1節 四隅突出型墳丘墓その後
      1 これまでの四隅突出型墳丘墓終焉の視点
      2 山陰の前方後円墳時代初期墳丘墓の分布
      3 前方後円墳時代初期の長方形墳丘墓の系譜
      4 出雲型方形墳の伝承
   第2節 まとめ
英文抄訳
参考引用文献
あとがき




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【2010年4月19日】

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書籍番号 56577
書   名 祀―荒神谷銅剣―戦
シリーズ (2007年特別展)
データ A4 31頁
ISBN/ISSN
編著者 荒神谷博物館編集
出版年 2007年7月 
出版者
価格(本体) 1,000円

本書は、荒神谷博物館2007年特別展「祀―荒神谷銅剣―戦」
の展示図録です。
【目次】
○銅剣上陸!
○銅剣を解剖する
○大量埋納と×印
○特別論考 (吉田 広 銅剣の着柄)
○資料 (出品目録・図版目録・参考文献・協力者)





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【2010年2月18日】


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書籍番号 53978
書   名 古代朝鮮 墳墓にみる国家形成
シリーズ (学術選書047 諸文明の起源13)
データ A5 260頁
ISBN/ISSN 978-4-87698-847-1
編著者 吉井秀夫著
出版年 2010年2月 
出版者 京都大学学術出版会
価格(本体) 1,800円

戦前は日本の植民地、戦後は分裂による国家観の対立…こうした
不幸な時代を脱して、韓国における古代朝鮮を検証する作業は
ようやく全体像を獲得しつつある。本書は、墳墓の変遷過程を分析
することにより、新石器時代から7世紀の新羅統一までを6段階に
区分し、階層差の発生、首長墓や王墓の出現過程と地域関係の
変化をたどり、古代朝鮮の国家形成を描く。
【目次】
口 絵   
はじめに
第1章……朝鮮半島の地理的環境と墳墓分析の視角
 1 朝鮮半島の地理的環境
 2 朝鮮考古学における時代区分
 3 墳墓分析の視角
第2章……新石器時代?初期鉄器時代の墳墓
 1 新石器時代の墳墓
 2 青銅器時代の墳墓
 3 初期鉄器時代の墳墓
第3章……原三国時代の墳墓
 1 原三国時代とは
 2 朝鮮半島西北部における墳墓の様相
 3 朝鮮半島西南部における墳墓の様相
 4 朝鮮半島東南部における墳墓の様相
 5 原三国時代における墳墓の地域性と共通性
第4章……王墓の登場
 1 考古学からみた三国時代
 2 高句麗の王墓
 3 百済の王墓
 4 新羅の王墓
 5 加耶の王墓
 6 王墓の地域性と共通性
第5章……墳墓からみた四・五世紀の地域間関係
 1 百済中央勢力に関わる考古資料とその広がり
 2 四・五世紀の朝鮮半島西南部における墳墓の地域性
 3 四・五世紀の朝鮮半島東南部における墳墓の地域性
 4 四・五世紀における地域間関係とその特質
第6章……横穴系埋葬施設の展開と地域間関係の変化
 1 東アジアにおける横穴系埋葬施設の成立と朝鮮半島への伝播
 2 錦江流域における横穴系埋葬施設の展開
 3 栄山江流域における横穴系埋葬施設の展開
 4 洛東江流域における横穴系埋葬施設の展開
 5 横穴系埋葬施設の展開とその歴史的背景
第7章……朝鮮半島における墳墓の変遷と国家形成過程
〔注〕 
図版資料の出典一覧
あとがき
朝鮮考古学への理解をさらに深めるための文献案内
索  引


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【2009年5月26日】

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書籍番号 49729
書   名 漢人社会の礼楽文化と宗教
シリーズ
データ A5 442頁 (精装)
ISBN/ISSN 978-4-89489-137-1
編著者 鄭 正浩著
出版年 2009年3月 
出版者 風響社
価格(本体) 8,000円

中国古来の礼楽文化と神秘思想の関わりを探る~漢人社会
における媽祖・瑶池金母・無生老母などの女神信仰の伝承
を考察し、扶鸞宣化から繁雑な斎?儀礼まで多様に発展を
とげた祭祀儀礼を分析。
【目次】
 序言
 第一章 音楽と儀礼の起源とその思想的展開
 第二章 道家的音楽思想の展開―?康の音楽思想を中心と
              して
   【附篇】?康とハンスリック―比較音楽思想の一試論
 第三章 音楽・戯曲の神と漢人社会の祭祀儀礼
 第四章 降神の儀と神々の託宣
 第五章 女神の誕生と母神信仰への展開
 第六章 水神信仰と水の聖と俗
 第七章 民俗宗教における異界観
 第八章 神々のヒエラルキーと生活空間の守護神
 結 語

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【2008年4月28日】 (北九州中国書店新刊案内!)

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書籍番号 42829
書名 東北アジア古代文化論叢
シリーズ (龍谷大学国際社会文化研究所叢書 第6巻)
データ A5 324頁
ISBN 978-4-9903886-1-4
編著者 徐光輝編
出版年 2008年3月 
出版者 北九州中国書店
価格(本体) 8,000円

本書は2004年度から2年間にわたって、龍谷大学国際社会文化
研究所で行った日中共同研究「東北アジア古代文化交流の総合
的的研究―中国遼東・山東地域の古代文化を中心にして―」に
よるものである。(中略)本書に収録した15本の論文は、遼寧を
中心にしながら、内蒙古、吉林、山東、河南、朝鮮半島、日本列島
を含めて、新石器時代から中世に至る各時期の集落遺跡、土城跡、
積石塚、土器、青銅器、鉄器、馬具、碑誌、仏教文化に焦点を絞った
研究成果である。ほとんどの論文は地域文化研究と共に周辺地域
との比較、即ち地域文化の伝播、交流、影響関係を重視する特徴が
見られ、新知見が少なからず含まれていることと確信する。(後略)
(編者はしがきより抜粋)

※ (論文名の頭の○は中国語、▲は日本語論文であることを示します。
また、( )内は著者/所属部署を表記しています)

【目 次】
○紅山文化の編年研究(張星德/遼寧大学)
○遼東半島の積石塚研究(王嗣洲/旅順博物館 楊鉄男/朝陽市博物館)
▲山東と遼東の文化交流について
               (常興照/中国国家文物局 徐光輝/龍谷大学)
▲集落から都市へ―遼西、遼東の環濠系集落を中心にして―
                               (徐光輝/龍谷大学)
○夏家店下層文化の陶鬲の型式分析(李維宇/遼寧省文物考古研究所)
○近年遼寧北部で発見した青銅器及び関連遺跡について
                             (許志国/鉄嶺市博物館)
○遼寧吉林相隣地域の初期鉄器時代文化について
              (蕭景全/撫順市博物館 周向永/鉄嶺市博物館)
○瀋陽地域における戦国秦漢考古の初歩的研究
                       (李曉鍾/瀋陽市文物考古研究所)
○三燕文化の馬具の文様(田立坤/遼寧省文物考古研究所)
○洛陽、西安から出土した北魏、唐代の高句麗人墓誌と泉氏墓地
          (張福有/吉林省社会科学院) 趙振華/洛陽古代芸術館)
○考古学から見る五女山城の時代と性格
                       (李新全/遼寧省文物考古研究所)
▲高句麗山城城壁の女墻後接方孔(柱洞)の構造と機能
                              (松波宏隆/龍谷大学)
▲環日本海における仏教文化交流の一考察
        -渤海の仏教文化との交流を中心に-(嵩満也/龍谷大学)
○鴻臚井摩崖石刻新釈―王仁富先生との討議を兼ねて―
                               (王 若/旅順博物館)
○内蒙古東南部における遼代土城遺跡の分布と分類
                                (王曉?/中国人民大学)


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【2008年3月10日】

  このたび以下の書籍を刊行いたしました。(残部僅少)

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書籍番号 42805
書名 東アジアの文化構造と日本的展開
シリーズ
データ A5 407頁 (上製本)
ISBN 978-4-9903886-0-7
編著者 熊本大学拠点形成研究プロジェクト
木下尚子/森 正人/安田宗生編著
出版年 2008年3月 
出版者 北九州中国書店
価格(本体) 8,000円

[目次]
序章
第一章 中国新石器時代における農耕文化の形成と変容
     ―黄河・長江流域における農耕具・加工調理具を中心にして― 
                                                                           槙林 啓介
     はじめに
 一 農耕文化の構造と体系―農耕に関わる要素と本稿における
    栽培体系と食文化体系
 二 食文化体系―収穫後の過程と加工調理具組成
 三 栽培体系―栽培の過程と農耕具組成
 四 中国新石器時代の農耕文化の特質
 五 中国新石器時代の農耕文化の形成と変容
第二章 安陽殷墓の構造     甲元 眞之
    はじめに
 一 大司空村墓地群
 二 後崗墓地群
 三 梅園荘墓地群
 四 梯家口村遺跡
 五 郭家荘遺跡
 六 孝民屯墓地群
 七 小屯地区
 八 墓地の構成
    おわりに
第三章 倭王権と九州―古墳時代中・後期を中心とした政治的動向― 
                                                                            藏冨士 寛
    はじめに
 一 九州における「首長連合」論
 二 岩戸山古墳出現以降の九州
    おわりに
第四章 黄帝蚩尤説話の受容と展開   山田 尚子
   はじめに
 一 射礼・毬杖・蹴鞠―的は面目、毬は首―
 二 望粥と五節供―蚩尤の造型―
 三 五節供起源説話の背景―疫神と蚩尤―
 四 黄帝蚩尤説話の中世的展開―蚩尤の行方―
 五 蚩尤の幻影
   おわりに
第五章 唐代仏教説話集の受容と日本的展開      森 正人
   はじめに
 一 「伝記」としての説話集
 二 説法教化の場における説話の機能
 三 法座における説話利用の方法
 四 唐土霊験記の受容と日本的特徴
 五 法華験記の編纂・抄出・再編
   おわりに
第六章 和歌史の中の『源氏物語』歌―蛍兵部卿宮歌の新機軸― 
                                         德岡 涼
   はじめに
 一 「少女巻」の蛍宮歌の「笛竹」について
 二 玉鬘求婚譚における蛍兵部卿宮歌について
 三 「梅枝巻」の二首の歌について
 四 「幻巻」の「花のたより」について
   おわりに―蛍兵部卿宮歌の新機軸
第七章 中世古記録・古文書資料に於ける漢語の意味変化
                  ―「計會」「秘計」をめぐって―            堀畑 正臣
   はじめに
 一 記録体に於ける漢語の意味変化についての先行研究
 二 「計會[計会](けいくわい・けいぐわい)」の場合
 三 「秘計(ひけい)」の場合
   おわりに
第八章 近世阿蘇宮と禁忌  池浦 秀隆
   はじめに
 一 典拠の背景
 二 地誌にみる禁忌の内容
 三 神制の論理
 四 神制の空間的概念―神制と殺生禁断の区域
 五 神制の対外性―藩政との関係―
 六 神制の終焉
   おわりに―神制の機能
第九章 阿蘇の<神話・伝説>の誕生  鈴木 寛之
   はじめに
 一 阿蘇の<神話・伝説>の「起源」
 二 村崎真智子の<神話・伝説>研究
 三 阿蘇の<神話・伝説>の近現代
   おわりに―阿蘇の<神話・伝説>の誕生
第十章 都市祭礼の成立と展開
                    ―八代妙見大祭を例として― 安田 宗生
   はじめに
 一 妙見宮と秋季大祭
 二 妙見大祭の完成と展開
 三 近代以降の変化
   おわりに《目次》