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書籍番号 45495
書名 吾々の考古学
シリーズ 和田晴吾先生還暦記念論集
データ A4 608頁 (精装)
ISBN
編著者 和田晴吾先生還暦記念論集刊行会編集
出版年 2008年5月 
出版者
価格(税込) 10,500円

【目 次】(〔〕内は執筆者)
〇南九州における縄文時代草創期の同一遺跡出土資料の時期差
 〔村上 昇〕
〇鵜山遺跡における縄文時代早期石器群の様相
    一特に剥離方法の評価について―〔上峯篤史〕
〇いわゆる「特殊凸帯文土器」についての覚書
    ―縄文時代前期末、「器形」「法量」と「器面調整」と…〔鈴木康二〕
〇縄文中期における船元式の九州南部への波及〔矢野健一〕
〇山陰の漆塗り土器〔中川 寧〕
〇四国島東部地域における片岩製石器生産の展開〔中村 豊〕
〇弥生時代終末期における丸底土器の成立とその歴史的意義
 〔長友朋子〕
〇前方後方形周溝墓から大型古墳への系譜
    ―高槻東山1号境の発見を契機としての予察―〔三好博喜〕
〇庄内形甕の地域性―播磨地域の検討から―〔田中元浩〕
〇葺石の成立・展開と地域間交流〔廣瀬 覚〕
〇伊勢北部における埴輪の受容と展開〔豊田祥三〕
〇稲荷山命婦谷遺跡出土の埴輪棺〔宇野隆志〕
〇滑石製腕輪形石製品からみた地域間流通〔大岡由記子〕
〇ウワナベ古墳系列の埴輪をめぐる諸問題
    ―上人ケ平5号墳出土埴輪の検討から―〔田中智子〕
〇越前笏谷石石棺の埋葬形態復元〔田邊朋宏〕
〇鉄製武具にみる草盾意匠とその性格
    ―盾中央鉄板を中心にして―〔仁木 聡〕
〇伝・茨城県舟塚古墳出土鹿角製刀子把の直孤文〔井上一樹〕
〇京都府宇治市街遺跡出土品からみた須恵器生産の開始〔河 承哲〕
〇古墳時代の須恵器生産組織について〔山本雅和〕
〇古墳時代中・後期における土師器杯の変遷と地域性
    ―奈良盆地の事例について―〔中野 咲〕
〇三河の横穴式石室
    ―三河型横穴式石室の生成と伝播を中心に―〔岩原 剛〕
〇低い石棚の考察(続論)〔中村 修〕
〇須恵器坏類の製作実験ノート2
    ―ヘラ起こし技法による丸底化と「正円の沈線」をめぐって―〔木立雅朗〕
〇東北地方の古代の土鍋に関する基礎的研究
    ―6・7世紀の福島県中通り地域を中心として―〔北野博司〕
〇北河内における初期寺院と馬飼集落〔奥村茂輝〕
〇把手つけたはなし
    ―使用痕跡からみた7世紀後半、飛鳥・藤原の煮炊具―〔加藤雅士〕
〇土馬に関する二、三の考察―野洲川下流北岸の様相―〔角 建一〕
〇国府政庁の成立年代〔贄 元津〕
〇考古学と時間〔山口 均〕
〇静岡県における山茶碗の托付券種について
    ―藤枝市仮宿場ノ坪遺跡出土資料からの一考察―〔岩木智絵〕
〇東播磨地域における中世前期の土器様相
    ―居館出土土器の組成とパターン分析―〔中川 渉〕
〇富山県経典関係考古資料〔橋本正春〕
〇越前焼の編年的研究ノート〔木村孝一郎〕
〇韓半島北部の新石器時代から青銅器時代への移行期における石器
  変化〔李 基星〕
〇韓半島南部の赤色磨研土器
    ―中頸壷と台付壷(鉢)を中心に―〔千 羨幸〕
〇武珍古城出土文字瓦の再検討〔吉井秀夫〕
〇黄泉国と横穴式石室〔和田晴吾〕