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書籍番号 50180
書   名 貨幣考古学序説
シリーズ
データ A5 314頁 (上製本)
ISBN/ISSN 978-4-7664-1620-6
編著者 櫻木 晋一著
出版年 2009年6月 
出版者 慶應義塾大学出版会
価格(税込) 6,090円
出土銭貨(発掘調査によって発見された貨幣)を資料として、
文献史料と合わせることにより、過去の貨幣流通状態や経済
活動の復元を目指す「貨幣考古学」という新しい考古学を提唱。
出土銭貨研究の用語や分析法を紹介し現在どのような問題点
があるか、またどのような展望が見えるのかを考察する。
海外での調査結果から、中国はもちろん、朝鮮半島、ベトナム
でも日本と同じ銭貨が発見されることを指摘し、東アジア共通
貨としての新たな側面を紹介する。

【目次】
刊行によせて   九州大学名誉教授 森本芳樹
はじめに
序論
第1部 貨幣考古学総論
 第1章 貨幣考古学の確立
 第2章 セリエーション分析による編年
 第3章 銭貨の技術史的研究
 第4章 貨幣考古学の課題
第2部 貨幣考古学各論
 第1章 出土古代銭貨
 第2章 出土六道銭研究
 第3章 一括出土銭について
 第4章 個別出土銭研究
 第5章 近世の出土貨幣
 第6章 海外での貨幣調査
 終章  貨幣考古学の地平