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書籍番号 |
57146 |
書 名 |
東大寺山古墳の研究 |
シリーズ |
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データ |
A4 本文458頁 図版120頁 |
ISBN/ISSN |
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編著者 |
東大寺山古墳研究会・天理大学・天理大学附属天理参考館 |
出版年 |
2010年3月 |
出版者 |
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価格(税込) |
9,450円 | 本書は、奈良県天理市に所在する東大寺山古墳の正式報告書 です。東大寺山古墳は、1961年2月に地元の住民が主体部から 大量の副葬品を採集したことによって、その存在と重要性が 明らかになりました。同年末から翌年初めにかけて、天理大 学附属天理参考館が、金関恕、近江昌司、白木原和美の各氏 を中心に第1次調査を行い、日本最古の紀年銘資料である中 平銘鉄刀や青銅製家形・花形飾環頭など、極めて重要な遺物 が出土したことで注目を集めました。また1966年に、第2次 調査がおこなわれ、約100点に及ぶ円筒埴輪が出土しました。 ただ諸般の事情で正式報告書は刊行されないまま、副葬品は 国所有となって東京国立博物館に移管されています。このたび 金関恕氏が研究代表者となり、科学研究費(2007~09年度)を 得て、東大寺山古墳の研究が再開され、天理大学と東京国立 博物館を中心に花園大学なども加わり「東大寺山古墳研究会」を 結成、これまでの調査記録、出土遺物をすべて再調査し、正式 報告書「東大寺山古墳の研究」として刊行されたものです。 (出版元宣伝文より。一部訂正)
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