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書籍番号 60477
書   名 琵琶湖と地域文化―林博通先生退任記念論集
シリーズ
データ A5 458頁
ISBN/ISSN 978-4-88325-448-4
編著者 林博通先生退任記念論集刊行会
出版年 2011年6月 
出版者 サンライズ出版
価格(税込) 9,450円

【内容紹介】
近江大津宮や琵琶湖の湖底遺跡の調査研究で知られる林博通氏の
滋賀県立大学退任記念論集。知己の研究者ら65名が日本国内は
もとより海外の研究対象についての論考を寄稿。バラエティに富んだ
内容となった。
【目次】
林博通先生略歴
林博通先生主要著作目録
▼弥生前期集落の一様相/中村健二
▼弥生系竪穴建物の終焉とその後の展開について
   ─紀ノ川流域を中心として─/大木要
▼土器様相からみた集落の構成
   ─近江における弥生から古墳時代前期の事例─/近藤 広
▼古墳出現期の受口状口縁土器の特色と地域性/中居和志
▼福知山盆地に見る庄内期の鉄器・鏡と景初四年銘盤龍鏡/杉原和雄
▼前期小形前方後円墳の史的位置/用田政晴
▼古墳造営の労働編成(滋賀県湖東地域の事例)その1/林純
▼南九州における車輪石の拡散/南健太郎
▼古墳時代「喪葬遺跡」という枠組み/穂積裕昌
▼突帯間隔設定技法の進展過程─連結法の提唱─/髙木清生
▼近江八幡市・車塚古墳出土の「帯金具」について/才本佳孝
▼初現期にみる竈の系譜に関する問題
    ─南丹波の竈をめぐって─/高野陽子
▼三重県出土の陶質土器/定森秀夫
▼湖西首長墓の研究Ⅲ─田中王塚古墳周辺採取の埴輪片について─
   /宮崎雅充
▼近江・冨波亀塚古墳出土埴輪の再検討/辻川哲朗
▼たぬき塚古墳と周辺の古墳/竹村吉史
▼穴太遺跡の大壁建物─平成21年度調査の成果をもとに─/西中久典
▼飛鳥古京の攻防─壬申紀にみる小墾田兵庫と留守司─/相原嘉之
▼日本都城における条坊制都城の成立とその政治・社会的要因/木原克司
▼礼制からみた日本古代宮室中枢部の変遷について
    ─周制の三朝制、明堂、唐制、洛陽の視点から─/豊田裕章
▼大津宮選地考─神仏に護られた大津宮─/葛野泰樹
▼近江大津宮の研究課題/細川修平
▼近江大津宮「朝堂西第一堂」の検討/吉水眞彦
▼穴太廃寺と条里の編年/吉本昌弘
▼滋賀里遺跡で検出した道路遺構について/須崎雪博
▼西河原遺跡群とその周辺/徳網克己
▼近江湖南における山岳信仰の系譜
    ─紫香楽における大仏造営の背景─/畑中英二
▼蜷川式胤の石山寺所蔵古瓦調査/薮中五百樹
▼近江のV字状断面素弁蓮華紋軒丸瓦/北村圭弘
▼植治の庭 清流亭と碧雲荘に入った河内古代寺院の塔心礎/髙井晧
▼下野国府と大光寺/木本雅康
▼9世紀行幸についての覚書/内田順子
▼古代集落と地域開発(1)─愛知川左岸低地─/田中勝弘
▼条里地割と湖岸をめぐって/古川与志継
▼「山寺」遺構の構造と解釈/藤岡英礼
▼観音寺城の構造試論─観音正寺との関係を中心として─/中井均
▼観音寺城下石寺の「バンバ道」に関する若干の検討/坂田孝彦
▼安土城馬場平・お茶屋平における改築について/仲川靖
▼坂本城出土瓦の検討/木戸雅寿
▼矢穴考2─八幡城跡にみる矢穴石材分割技法─/北原治
▼佐和山城跡の表採資料観察ノート(1)─軒丸瓦・丸瓦編─/林昭男
▼特別史跡彦根城跡表採瓦の紋様構成について/三尾次郎
▼鉄瓶の歴史/五十川伸矢
▼和鏡を用いた前立について─和鏡使用法の一例─/青木豊
▼墓標が語る宿場町の近世/市川秀之
▼近江の石造常夜燈についての覚書
   ─東近江地域周辺における未報告資料を中心に─/田井中洋介
▼伊吹山の薬草利用
   ─昭和前期の対山館長生園の葉書から─/髙橋順之
▼琵琶湖南湖の住環境の変遷/濱修
▼塩津港遺跡に見る琵琶湖の水位変動/横田 洋三
▼草津市芦浦遺跡の変遷/田路正幸
▼修験と胎内くぐり─大峯山の擬死再生行場の成立─/菅谷文則
▼積善院「秋田祭(印鑰祭)」に関する一考察/土橋誠
▼西日本のオコナイ行事に見る呪術的共通性について/中島誠一
▼百済の複都制をめぐる問題/田中俊明
▼韓国慶州徳洞廃寺の梵字□考/高正龍
▼魏晋南北朝壁画墓の威儀具と初期道教像/門田誠一
▼鬼瓦にみる神獣像の再検討/毛利光俊彦
▼墓誌の連珠紋縁飾り(予報)/山本忠尚
▼中国上海嘉定県封浜出土の宋代船/辻尾榮市
▼ロシア極東新石器時代の土製施紋具について/内田和典
▼ヤナ漁の人類史/植田文雄
▼遺構と生活面2─考古学基礎研究メモ2─/山本一博
▼一日本人が見た韓国ソウル市景福宮の歳月/神谷正弘
▼考古学からみた邪馬台国時代の近江
   ─イメージ考古学から─/白井忠雄
▼文化財担当者の文化的景観(その2)/奈良俊哉