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書籍番号 |
71479 |
書 名 |
野中古墳と「倭の五王」の時代 |
シリーズ |
(大阪大学総合学術博物館叢書 10) |
データ |
A4 96頁 |
ISBN/ISSN |
978-4-87259-220-7 |
編著者 |
高橋照彦・中久保辰夫編著 |
出版年 |
2014年2月 |
出版者 |
大阪大学出版会 |
価格(本体) |
2,200円 | 大阪の河内周辺は多くの古墳があり,調査が進められていた.
そのうち古市古墳群に属する野中古墳は出土資料が質・量
ともに充実した遺跡である.資料のうち11領の鉄製甲冑は,
1古墳からの出土数としては日本でも傑出しており,襟付短甲
と呼ばれる王権を代表する象徴的な甲冑も含む.1964年の
発掘以来未公開であったが,このたび修復作業が完了し、
初展示・公開される.
【目 次】
第1部 図説「野中古墳と河内の古墳」
「倭の五王」の時代を探る
(1)「倭の五王」の時代と考古学
(2)野中古墳の発掘調査
政の要は軍事なり-武器と武具
(1)甲冑
(2)鉄剣・鉄刀
(3)鉄鏃
技術革新と古墳祭祀
(1)鉄製農工具の出現と大開発の時代
(2)土器からみる東アジア交流
(3)墳丘上の儀礼と埴輪・石製品
古市古墳群の形成と内実
(1)3・4世紀の中河内地域
(2)誉田御廟山古墳・墓山古墳とその陪家
(3)東アジア情勢と百舌鳥・古市古墳群
第2部 論考「野中古墳をめぐる諸問題」
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