【内容簡介】
喫茶文化がもたらされた平安時代から、中国と朝鮮半島で焼かれた
陶磁器は、日本人の美意識・価値観の変化とともに、賞玩され続けて
きました。本書では中国・朝鮮の陶磁史の流れを追い、唐物・高麗
茶碗の特徴を、名品の実例ごとに詳述します。茶碗を通して日本人の
感性の軌跡が、あきらかになります。
【目次】
第1章 喫茶の需要と陶磁器
第2章 中国陶磁器の流れ
第3章 唐物茶碗の種類と特徴
第4章 唐物茶入と茶壺の種類と特徴
第5章 朝鮮陶磁器の流れ
第6章 高麗茶碗の種類と特徴
第7章 唐物の価値観の変化