79475.jpg

 
書籍番号 79475
書  名 大配石と異形の土偶 金生遺跡
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 146)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2036-8
編著 新津 健著
出版年 2020年8月 
出版者 株式会社 新泉社
価格(本体) 1,600円


 【紹介文】

大きな窓のような目、長く突き出た口、踏んばった両脚に
直接顔面がのるような姿─この異形の土偶や大きな石棒
などをとり込んだ、河原のような累々たる石の群れが、
八ヶ岳南麓の水田の下から出土した。縄文中期の繁栄が
すぎさった中部高地の縄文最後の光芒を描く。

 【目次】

第1章 金生遺跡の発見
  1 八ヶ岳南麓に縄文後・晩期の遺跡が
  2 富士山を望む地
第2章 あらわれた大配石遺構
  1 石をめぐらす住居の出現
  2 祈りの場──1号配石
  3 石棒と石剣──4号・5号配石
  4 金生最後の配石──2号・3号配石
  5 配石墓
  6 金生ムラの変遷
第3章 縄文後・晩期の祭祀
  1 石への祈り
  2 異形の土偶
  3 土製耳飾り
  4 イノシシと祭祀
第4章 縄文晩期の情景
  1 山岳遠望
  2 縄文後・晩期集落と広域交流
  3 古代中国との交流を考える
  4 晩期終末のムラ
第5章 よみがえる金生遺跡
  1 配石と住居の復元
  2 史跡公園と考古資料館