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書籍番号 |
79704 |
書 名 |
濵山海居『末盧国』 |
シリーズ |
(令和2年度 伊都国歴史博物館秋季特別展)(伊都国から魏志倭人伝の国々を探るシリーズⅢ) |
データ |
A4 57頁 |
ISBN/ISSN |
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編著 |
糸島市伊都国歴史博物館編集 |
出版年 |
2020年10月 |
出版者 |
糸島市伊都国歴史博物館 |
価格(本体) |
1,000円 |
【内容紹介】
『魏志倭人伝』に記された倭の国々。朝鮮半島から海を越え對馬国、
一支国を経て次に至るのが、現在の唐津・松浦地域にあったと
考えられる「末盧国」です。倭人伝によると、末盧国は「四千余戸
有り、山海に浜(そ)うて居り」と記されており、玄界灘沿岸に
面した海辺や山裾に沿って集落を営んでいた人々の様子が思い
浮かびます。
「末盧国」の領域には、菜畑遺跡・宇木汲田遺跡・桜馬場遺跡
(いずれも唐津市)など、弥生時代の重要遺跡がひしめいています。
また、旧松浦郡域(伊万里市・松浦市・平戸市・佐世保市の一部)の
海浜部にも拠点的な遺跡が点在し、まさに「濱山海居」と記された
「末盧国」の風景をほうふつとさせます。
本展は、唐津・松浦地域の弥生・古墳時代の重要遺跡の出土品など
から「末盧国」の地域的特色を探る展示会です。これまで本シリーズ
でみてきた對馬国・一支国とまた違った特色をもつ「末盧国」の
出土品の数々をぜひご覧ください。
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