80037.jpg

 
書籍番号 80037
書  名 元軍船の発見 鷹島海底遺跡
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 150)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2040-5
編著 中田敦之・池田榮史著
出版年 2021年4月 
出版者 新泉社
価格(本体) 1,600円

 【紹介文]

鎌倉時代、九州北部に来襲した元の大軍は、
一二八一年(弘安四)、停泊していた長崎県
伊万里湾の鷹島周辺にて大暴風雨で壊滅的な被害に
遭ったという。その確実な証拠をみつけるべく
挑んだ海底での発掘調査とついにみつかった元軍船の
姿を描く。

 【目次]

第1章 蒙古襲来とは
   1 モンゴルの台頭
   2 文永・弘安の役
第2章 伊万里湾と鷹島
   1 天然の良港、伊万里湾
   2 鷹島に残る蒙古襲来の伝説
第3章 試行錯誤の水中調査
   1 蒙古襲来研究の変遷
   2 「管軍総把印」の発見
   3 水中調査の積み重ね
   4 海底の下をさぐる
第4章 みえはじめた元軍の痕跡
   1 木製の発見
   2 「てつはう」の正体
   3 中国産陶磁器
   4 ちらばる船の木材
第5章 元軍船を発見
   1 鷹島一号沈没船
   2 鷹島二号沈没船
第6章 鷹島海底遺跡のこれから
   1 直面する課題
   2 元軍船の引き揚げは