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書籍番号 80207
書  名 中国考古学論叢
シリーズ ―古代東アジア社会への多角的アプローチ―
データ B5 326頁 (上製本)
ISBN/ISSN 978-4886218650
編 著 者 大貫 静夫編
出 版 年 2021年5月 
出 版 者 同成社
価   格 11,000円(税込)

 【簡介】

 土器の再検討から殷王朝の始まりに言及した編者の論考を
はじめ、中国および東アジア考古学研究の最前線で活躍する
研究者10人が先史時代から近世に及ぶ多彩な論文を提示。
東アジア史をさまざまな角度から照射した関係者必読の論文集。


 【目次】
 
 土器から考える殷王朝の始まり      【大貫静夫】
 下七垣文化研究の現状と課題 【久保田慎二】
 婦好墓からみる殷墟青銅器の生産とその展開 【鈴木舞】
 西周王朝と「族属」問題
    ―腰坑の分析からみた被葬者の性格―【角道亮介】
 新報告遺跡からみた春秋戦国時代燕国の遼寧地域への拡大
                     【石川岳彦】
 遼西における侯馬系青銅彝器の出現と背景  【山本尭】
 戦国時代の楚におけるガラス(玻璃)璧と
 その副葬について           【小寺智津子】
 渤海国の瓦[土專]の変遷と系譜     【中村亜希子】
    ―紋様[土專]を読み解く―
                    
 磁器に描かれた清朝銭の表現              【古澤義久】
    ―清・景徳鎮と日本・肥前の比較― 
 土器調理対象物への二つのアプローチ   【庄田慎矢】
    ―付着塊状試料の窒素・炭素安定同位体比と残存
           脂質分析からわかることの違い―