80297.jpg

 
書籍番号 80297
書  名 古墳時代から飛鳥時代へ 集落遺跡の分析からみた社会変化
シリーズ (古代学研究会2017年度拡大例会シンポジウムをもとにした成果報告書)
データ B5 394頁
ISBN/ISSN 978-4-86445-146-8
編著者 古代学研究会編
出版年 2021年6月 
出版者 六一書房
価 格 5,500円(税込)

 【内容紹介】

古代学研究会2017年度拡大例会シンポジウムをもとにした成果報告書。
 古墳時代から飛鳥時代へ―畿内地域として、大和、山城、河内・
和泉、摂津の各地域、周辺地域として、近江、播磨、紀伊、伊勢・伊賀
の各地域を取り上げ、古墳時代後期から飛鳥時代の集落遺跡の悉皆的
集成をもとに、各地域における集落遺跡の消長からみた画期、立地の
変化、構造把握とその変化について分析を加え、各地域間の比較・検討
から社会変化の様相を把握する。

 【目 次】
第1部 拡大例会・シンポジウム記録集
〈開催趣旨〉
  鈴木一議 古墳時代から飛鳥時代へ 集落遺跡の分析からみた
   社会変化
〈事例報告〉
  鈴木一議・中野 咲 古墳時代後期から飛鳥時代における大和地域
    の集落動態
  古川 匠・柏田有香・大坪州一郎 山城地域における集落構造の
    地域差および
       古代寺院との関係
  吉田知史・道上祥武 河内・和泉地域における古代集落の様相
  清水邦彦 摂津地域東部における遺跡動態 古墳時代から飛鳥時代
    にかけて
  若林邦彦 5世紀後半~7世紀の摂津地域中部の遺跡動態
  山田 暁 古墳時代後期における西摂地域の集落展開と消長
  北中恭裕 近江地域における古墳時代後期から飛鳥時代の集落動態
  荒田敬介・山中良平 播磨における古墳時代後半期~飛鳥時代の
    集落動態
  田中元浩 紀伊地域における古墳時代から飛鳥時代へ 集落動態と
    社会変化
  川部浩司・渡辺和仁 伊勢・伊賀地域における古墳~飛鳥時代集落
    の動態
〈関連報告〉
  溝口優樹 文字資料からみた地方支配制度と集落動態
 〈シンポジウムの記録〉
  シンポジウム 作成:岩越陽平
第2部 関連報告
  上田 睦 氏族・集落・寺院 河内国志紀郡葛井寺を例にとって
第3部 総括と展望
〈総括〉
  鈴木一議 集落遺跡の分析からみた社会変化
  中野 咲 集落の立地に関する諸問題
〈展望〉
  森岡秀人 「飛鳥時代」集落出現の意義と令制下地方機構整備前後
   をめぐる課題