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書籍番号 80410
書  名 地底の森の旧石器人 富沢遺跡
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 151)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2131-0
編 著 者 佐藤祐輔著
出 版 年 2021年8月 
出 版 者 新泉社
価   格 1,760円(税込)

  【紹介文】
 
 ベースキャンプ地を離れ、狩猟に出かけた数名の
旧石器人は富沢の低湿地にたど り着き、焚火をして
石器をつくりなおし、新たな獲物を求めて立ち去った。
── 杜の都・仙台の地底深くでみつかった二万年前の
埋没林から自然環境を復元し、太古の狩人たちの行動を
追跡する。

 【目次】
 
 第1章 地底の森
   1 二万年前の森
   2 なぜ樹木は残ったのか
   3 奇跡が重なった発見
 第2章 自然環境の復元
   1 低地の遺跡
   2 地層の解明
   3 樹木・植物の分析
   4 昆虫・動物の分析
   5 復元された自然環境
 第3章 富沢を訪れた旧石器人
   1 焚火跡の発見
   2 出土した石器
   3 狩りの途中にて
 第4章 新たな発見と研究
   1 広がる樹木と焚火跡
   2 年代を調べなおす
   3 トミザワトウヒは絶滅種か
   4 変わる狩猟のイメージ
   5 ベースキャンプ地を探る
 第5章 富沢遺跡の保存と活用
   1 いかに樹木を保存するか
   2 富沢遺跡の未来