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書籍番号 80411
書  名 中世武家庭園と戦国の領域支配 江馬氏城館跡
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 152)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2132-7
編 著 者 三好清超著
出 版 年 2021年8月 
出 版 者 新泉社
価   格 1,760円(税込)

  【紹介文】
 
 岐阜県北端の飛彈市神岡町を中心とする中世高原郷では、
地方武士江馬氏が室町 将軍邸に似た庭園をもつ武家館をかまえ
地域を治めていた。しかし戦乱の世に なると、館を廃絶して
本城を堅固にし、とりかこむように山城を築いた。考古学的調査
などから領域支配の実像にせまる。

 【目次】
 
 第1章 武家庭園の発見
   1 江馬の殿さまの館跡
   2 あらわれた庭園遺構
   3 国史跡・国名勝へ
 第2章 北飛彈に雄飛した江馬氏
   1 中世高原郷と江馬氏
   2 室町幕府の武士として
   3 戦国時代と江馬氏の滅亡
 第3章 姿をあらわした武家館
   1 江馬氏下館の変遷
   2 武家庭園の実像
   3 館で示す武家の権威
 第4章 北飛彈支配の実像
   1 中世武家の領域支配とは
   2 本城・高原諏訪城
   3 館周辺に広がる集落
   4 隣接する山寺と城
   5 領域をとりかこむ山城群
 第5章 庭園の復元と未来
   1 庭園の復元
   2 江馬氏城館跡の価値
   3 江馬氏城館跡のめざす姿