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書籍番号 |
80540 |
書 名 |
玉からみた古墳時代 |
シリーズ |
(大阪府立近つ飛鳥博物館図録83)(大阪府立近つ飛鳥博物館 令和3年度秋季企画展) |
データ |
A4 101頁 |
ISBN/ISSN |
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編著者 |
大阪府立近つ飛鳥博物館編集 |
出版年 |
2021年10月 |
出版者 |
大阪府立近つ飛鳥博物館 |
価 格 |
1,000円(税込) |
≪開催趣旨≫
装身具は、現代においても「美」や「威厳」など人を壮麗に
みせるためのものです。人に特有の知的文化的行為であり、
その意味付けは社会の認知が必要不可欠です。
旧石器時代以来、日本列島でもさまざまな意識の中で装身して
きました。
なかでも弥生時代から古墳時代には、「古墳」という社会的
モニュメントの造営に人々が注力するなかで、玉類は社会的ステ
ータス・シンボルであり壮麗な舞台を彩るシンボルとして様々な
形で用いられました。記紀において「玉」と称された美石の連珠
や渡来文化と関わる金銀銅などを用いた金属製装身具などが、
支配者層の人々を中心としてその営みの中で用いられたのです。
この展示では、弥生時代から古墳時代の装身文化とその背景、
王権とのかかわりやその位置づけなどに焦点をあて、玉の種類や
変化を考えてみたいと思います。
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