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書籍番号 81052
書  名 北陸の古墳時代をさぐる 能美古墳群
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 156)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2136-5
編 著 者 菅原雄一著
出 版 年 2022年7月 
出 版 者 新泉社
価   格 1,760円(税込)

 【紹介文】

石川県南加賀に位置する能美市の、日本海に面した平野部の
五つの独立丘陵上に、古墳時代をとおして数多くの古墳が
築造された。さまざまな形と大きさの墳丘、多様な埋葬施設、
甲冑・武器や六鈴鏡、馬鐸など豊富な副葬品から、北陸の
古墳時代史、倭王権との関係をさぐる。

 【目次】

第1章 北陸を代表する古墳群
  1 加賀の王墓の丘陵
  2 五つの支群
  3 消滅の危機と保存運動
  4 能美古墳群の特徴
 コラム 発見! 加賀の大王墓

第2章 北陸の方形の系譜
  1 弥生時代の区画墓
  2 前方後方墳の築造

第3章 倭王権との結びつき
  1 加賀の大王墓、秋常山一号墳
  2 円形原理への変化
  3 能美古墳群の再編成

第4章 築造のピークと終焉
  1 古墳築造のピーク
  2 列島最古の刻書須恵器
  3 巫女の古墳か
  4 最後の光芒と終焉

第5章 能美古墳群の造営集団
  1 国造級の首長か
  2 同族的な意識をもった集団の墓地
  3 加賀の中心地・能美地域

第6章 現代に生きる能美古墳群