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書籍番号 81157
書  名 古代九州と東アジア・拾遺篇
シリーズ
データ B5 376頁
ISBN/ISSN
編 著 者 小田富士雄著
出 版 年 2022年8月 
出 版 者 九州古文化研究会
価   格 3,080円(税込)

『古代九州と東アジア・拾遺篇』
 【総目次】
序―著作集拾遺篇の発刊にあたって―
第1章 弥生・古墳時代の宇佐
 1 古代宇佐と畿内文化(講演録)
 2 弥生時代宇佐の稲作と自然(講演録)
 3 宇佐市発見小銅鐸の性格
第2章 壱岐島・原の辻遺跡の整備
 1 原の辻遺跡の慨要
 2 原の辻遺跡保存整備委員会の設置
 3 遺構復元部会の作業を終えて
第3章 弥生から古墳へ―北部九州の墓制
第4章 弥生から古墳文化へ
    ―日向の発生期の古墳をめぐって―(講演録)
第5章 邪馬台国時代の九州
第6章 九州邪馬台国説をめぐって
第7章 北九州からみた出雲
第8章 発掘が語る九州の古墳時代
 1 古墳の出現
 2 マツリの諸相
 3 横穴式石室の導人
 4 須恵器の伝来と生産
 5 石人石馬と磐井の乱
 6 古墳壁画の流行
 7 隼人の世界
第9章 福岡県考古遺跡の分布と特徴-古墳時代・古代総論
第10章 5~6世紀の日韓と国際社会(概要)
第11章 行橋市石並前方後円墳
第12章 終末期古墳とその前後-後期古墳から火葬墓へ
 1 古墳時代の時期区分
 2 九州型古墳の形成と東伝
 3 壁画古墳の盛行と特色
 4 終末期古墳の諸相
 5 火葬墓の出現と系譜
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〔陶質土器・須恵器の研究〕………第13~16章
第13章 古墳時代九州陶質土器・須恵器
総説・九州地方の古墳時代の土器
 1 陶質土器
 2 5世紀の須恵器・
 3 6世紀前半の須恵器
 4 6世紀後半の須恵器
 5 7世紀初頭の須恵器
第14章 須恵器の源流-九州地方(講演録)
 付 討論:初期須恵器研究の諸問題
 1 朝鮮半島の状況・
 2 小隈窯をめぐる問題
第15章 九州地域の須恵器と陶質土器(講演録)
 付 シンポジウム:海峡を越えて伝わったやきもの文化
第16章 須恵器のひろがりと編年
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〔装飾古墳の研究〕………第17~21章
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第17章 九州における装飾古墳研究の動向(1966年)
第18章 中間市瀬戸14号装飾横穴・
第19章 飯塚市山王山古墳の円文系装飾
 1 石室構造と壁画
 2 円文系装飾と敲打技法
第20章 別府市鬼ノ岩屋古墳群の検討
 1 横穴式石室の石積技法
 2 横穴式石室の装飾壁画
第21章 九州の装飾横穴とその系譜
    ―土器田装飾横穴の位置づけ―(1981年講演抄録)
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第22章 神籠石と朝鮮式山城(2001年講演録)
第23章 西海道の古瓦-国分寺の出現まで
第24章 北部九州の朝鮮系古瓦[土專]
第25章 九州における経塚・経筒研究-研究史と課題
第26章 修験道関係の遺跡・遺物
第27章 森貞次郎『東アジア的考古世界・九州』解題
第28章 大宰府史跡調査の回顧と将来
第29章 大宰府発掘50年の成果(2018年講演資料)
第30章 鴻櫨館跡拾遺
第31章 大宰府史跡国指定100周年私観
終章  「夢掘りびと」拾遺
初出一覧
参考資料1 『遺跡調査関係歴の概要』付・鏡山猛先生弔辞
        2 大宰府発掘開始40周年記念講演資料
真野和夫 小田富士雄先生の考古学と私
右島和夫 小田富士雄先生の考古学研究と九州
あとがき