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書籍番号 81229
書  名 ならび建つ国分僧寺・尼寺 上総国分寺
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 158)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2138-9
編 著 者 須田 勉著
出 版 年 2022年9月 
出 版 者 株式会社 新泉社
価   格 1,870円(税込)

 【紹介文】
 
千葉県市原市の東京湾を望む高台にならび建つ国分僧寺と
国分尼寺。奈良時代に建立された広大な国分寺の全貌と
変遷がはじめて明らかになった。塔・金堂・講堂などの
伽藍とともに講師院・大衆院・賤院や造寺所・造仏所など
寺院を構成する諸施設が判明した貴重な遺跡を解説。

 【目次】

第1章 総国から上総国へ
   1 大国、上総国
   2 古墳時代の「総国」

第2章 天平の国家構想 国分寺建立
   1 国分寺造営の経緯
   2 「国分寺建立の詔」と「盧舎那仏造立の詔」
   3 国分寺政策を考古学から考える

第3章 上総国分僧寺の造営
   1 広大な寺院の発掘調査
   2 最初の造営 上総国分寺A期
   3 瓦葺き建物へ 上総国分僧寺B期
   4 B期の造寺所と国師院・講師院
   5 はじめて全貌が判明した大衆院
   6 寺院地と寺院地外に置かれた運営施設
   7 B期僧寺造営の中心人物を推理する
   8 国分寺の瓦生産
   9 国分僧寺の山林寺院 小食土廃寺

第4章 上総国分尼寺の全貌
   1 A期上総国分尼寺
   2 B期国分尼寺の寺院地と伽藍地
   3 造寺所の出先機関と瓦窯
   4 国分尼寺の出土瓦
   5 道鏡政権と国分尼寺の造営

第5章 国分寺研究の最前線