【紹介文】
考古学とは何か。考古学における「人」「モノ」とは何
なのか。コミュニケーションを基軸に考古資料と社会シ
ステムを考察。著者が目指す社会考古学の実践理論を体
系的に提示した、待望の一書。
序 章 本書の目的と内容
Ⅰ. 基礎論
第1章 考古学とは何か?
社会考古学とは何か?
第2章 コミュニケーション・システム概念を基軸と
する社会考古学理論の構築
Ⅱ.
応用論
第3章 考古資料からコミュニケーション・システム
の存在・作動を分析する
―きれいな土器とそうでもない土器―
第4章 考古資料からコミュニケーション・システムの変
化を分析する―「歩く」から「見つめる」へ―
第5章 考古資料からコミュニケーション・システムの変
化と組織システム・社会システムの変化を分析す
る①―モコモコした土器からツルツルで絵が描か
れた土器へ―
第6章 考古資料からコミュニケーション・システムの変
化と組織システム・社会システムの変化を分析す
る②―世界が大きく複雑になるとき―
第7章 考古資料から歴史を復元する
―土偶から神道へ―
第8章 社会考古学を「生きる」