例 言
本資料は、鋳造遺跡研究会の2022年10月16日開催の
研究発表会の報告に関する資料、最近の鋳造遺跡の研
究動向、および、2021年度研究発表会の討論記録を収
載したものである。鋳造遺跡研究会2022年では、とく
にテーマをもうけず、古代・中世・近世の鋳造遺跡、
鋳物生産に関する民俗例、鋳造関連の伝世および出土
遺物、鋳造技術の歴史などについて幅広く検討して課
題を解決し、さらに新たな研究課題を提出する。
本資料の編集は、鋳造遺跡研究会事務局がおこなっ
たが、執筆いただいた方々、作成過現において、ご協
力をいただいた関係各位に深謝したい。
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鋳造遺跡研究会
2022 研究発表
西川 寿勝
「癸未年銘鏡の白上同二百旱について」…………… 2
小田木 富慈美
「溶解炉の構造復元―首里城西のアザナ遺跡出土遺物
から―」 ……………………
10
丸尾 弘介
「周防鋳銭司の銭貨生産」……………………………
28
杉山 洋
「金峯山寺の大型青銅鋳物―梵鐘・燈籠・銅鳥居―」
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岩元 亮祐、池田 善文
「長登銅山跡出土の古代の鍋鋳型について」………
48
鋳造遺跡研究会2021 討論記録……………………… 57