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書籍番号 81458
書  名 中世瀬戸内の港町 草戸千軒町遺跡〔改訂版〕
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 040)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2245-4
編 著 者 鈴木康之著
出 版 年 2023年2月 
出 版 者 新泉社
価   格 1,870円(税込)

 【紹介文】

広島県・福山市の西部を流れる芦田川の川底から、中世の町並
がそっくり姿をあらわした。東アジアをおおう流通網のなかで
瀬戸内海と内陸を結ぶ港湾集落が、いきいきとよみがえる。
文献からは復元できない中世の町の姿とその盛衰を描きだした
中世考古学の先駆的発掘。

 【目次】

第1章 伝説の町の発見
1 幻の町・草戸千軒
2 川底の遺跡
3 中州を掘りあげる

第2章 中世の町を掘る
1 集落成立以前
2 中世集落の成立(一三世紀中頃?後半)
3 町の発展と停滞(一四世紀前半)
4 町の再開発(一五世紀前半?後半)
5 町の終焉(一五世紀末?一六世紀初頭)

第3章 人びとの暮らし
1 活発な流通網
2 木簡が語る経済活動
3 人びとの生業
4 暮らしのなかの道具
5 伝統文化の形成

第4章 内陸と瀬戸内をつなぐ町
1 古代の芦田川河口地域
2 草戸千軒の古地名
3 中世福山湾沿岸の復元

第5章 よみがえる「草戸千軒」