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書籍番号 81596
書  名 泉北丘陵に広がる須恵器窯 陶邑遺跡群[改訂版]
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」028)
データ A5 92頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2250-8
編 著 者 中村 浩著
出 版 年 2023年5月 
出 版 者 新泉社
価   格 1,870円(税込)

 【紹介文】

古墳時代から平安時代にかけて、大阪南部に営まれた列島
最大の須恵器窯群。その窯の構造と流通、集落をふくめた
生産の全貌を明らかにするとともに、古墳の年代比定にな
くてはならない須恵器の型式編年を解説。改訂版では、各
型式がどの窯から出土しているかを表示する。

 【目次】

第1章 古墳研究の現場にて
  1 年代を計るものさし
  2 さまざまな須恵器
  3 重要文化財に指定された陶邑出土品

第2章 陶邑遺跡群の発掘
  1 泉北ニュータウンの造成
  2 生産遺跡への着目
  3 広大な遺跡の分布

第3章 陶邑遺跡群の構成
  1 窯跡の分布
  2 窯の構造の変遷
  3 工房・集落・流通の遺跡
  4 古墳と墳墓

第4章 文献史料にみる陶邑
  1 記紀みる地名伝承
  2 郷名と氏族の分布

第5章 型式編年の手法と陶邑編年
  1 編年の条件
  2 絶対年代との対応
  3 陶邑編年の各型式・段階の特徴
  4 自然科学との協調