81992.jpg

 
書籍番号 81992
書  名 四面の鏡―海を越えつながる王―
シリーズ (開館25周年記念企画展)
データ A4 48頁
ISBN/ISSN
編 著 者 野洲市歴史民俗博物館編集
出 版 年 2023年10月 
出 版 者 銅鐸博物館
価   格 1,760円(税込)

【内容簡介】


野洲市三上山下古墳から出土した2面の獣帯鏡は、群馬県
高崎市綿貫観音山古墳と韓国公州市武寧王陵から出土した
鏡と同型鏡であると知られています。
これら4面の同型鏡は、当時の鏡を媒体とした王権のネッ
トワークが、製作地である中国と朝鮮半島、倭国の近江・
東国を結ぶ東アジア規模で展開していたことを示す資料と
して注目されます。また、これらの同型鏡が副葬されてい
た古墳の被葬者は、継体大王と関連の深い人物であったと
考えられます。
今回の展示では、この4面の同型鏡や様々な資料から、継体
大王が活躍した6世紀前半の国内情勢について考えます。

 【目次】
 
ごあいさつ
目次・凡例
序章 謎の大王、継体
  今城塚古墳
第一章 野洲と継体大王
  林ノ腰古墳
  円山古墳
  甲山古墳
第二章 四面の鏡
  三上山下古墳出土獣帯鏡
  武寧王陵出土獣帯鏡
  武寧王陵
  綿貫観音山古墳出土獣帯鏡
  綿貫観音山古墳
第三章 継体大王を支えた王たち
 淀川流域
  物集女車塚古墳
  青松塚古墳
 近 江
  鴨稲荷山古墳
  山津照神社古墳
 尾 張
  断夫山古墳
  味美二子山古墳
  下原古窯跡群
コラム 年代のものさし
コラム 三上山下古墳出土獣帯鏡
コラム 継体大王と桜井谷窯跡群
展示資料解説
展示資料目録
図版目録・写真
参考・引用文献
展示協力機関・協力者