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書籍番号 82306
書  名 南関東・弥生時代のムラの姿 大塚・歳勝土遺跡
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 166)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2336-9
編著者 高橋 健著
出版年 2024年7月 
出版者 同成社
価 格 1,870円(税込)

 【紹介文】

横浜市北部に位置する大塚・歳勝土遺跡は、集落の全体像がわかる
稀有な事例である。ニュータウン建設の最中にみつかり、部分的に
保存のかなったこの遺跡は、規模も出土品もごく〝ふつう〟のムラ
であった。その姿とは。あわせて、横浜市域の開発と遺跡調査の歴
史もふり返る。

 【目次】

プロローグ 大塚・歳勝土遺跡とは

第1章 環濠集落・大塚遺跡
  1 ムラの立地と大きさ
  2 ムラがあった時代
  3 ムラのかたち
  4 ムラに住んだ人びと

第2章 墓域・歳勝土遺跡
  1 方形周溝墓とはなにか
  2 歳勝土遺跡の方形周溝墓
  3 歳勝土遺跡と大塚遺跡

第3章 弥生集落の研究へ
  1 鶴見川・早渕川流域の弥生時代遺跡
  2 集落をめぐる議論
  3 稲作をめぐる問題

第4章 発掘から保存まで
  1 戦後横浜の考古学
  2 港北ニュータウン遺跡群の調査
  3 大塚・歳勝土遺跡を残す