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書籍番号 82406
書  名 倭人伝に記された伊都国の実像 三雲・井原遺跡
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」168)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2338-3
編著者 河合 修・平尾和久著
出版年 2024年9月 
出版者 新泉社
価 格 1,870円(税込)

 【紹介文】
 
群青の玄界灘を望む福岡県の糸島半島は、「魏志」倭人伝に記された
「伊都国」の故地だ。王墓に納められた巨大かつ多量の鏡、王都で使
われた国内外の土器、遠く地中海より素材が伝わったガラス製品など
独特の品物からは、交易で栄えた大国の姿が見
えてくる。

 【目 次】
 
第1章 鏡の王国と「魏志」倭人伝
  1 鏡の王国
  2「倭人伝」に記された伊都国の姿

第2章 伊都国形成期の糸島
  1 稲作開始のころ
  2 王権誕生への胎動

第3章 三大王墓と伊都国の墓制
  1 三雲南小路王墓の発掘
  2 三雲南小路王墓の出土品
  3 被葬者像を探る
  4 幻の王墓・井原鑓溝遺跡
  5 伊都国域の墓制
  6 最後の伊都国王墓・平原王墓
  7 平原王墓の出土品
  8 平原王墓の時代

第4章 伊都国の国邑
  1 三雲・井原遺跡の規模と変遷
  2 三雲・井原遺跡を特徴づける出土品

第5章 王都をとりまく拠点集落群
  1 海と陸のネットワークを探る
  2 拠点的な弥生集落
  3 これからの三雲・井原遺跡