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書籍番号 82586
書  名 魏志倭人伝の海上王都 原の辻遺跡
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 171)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2531-8
編著者 松見 裕二著
出版年 2025年3月 
出版者 新泉社
価 格 1,870円(税込)

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(シリーズ「遺跡を学ぶ」)は下記のURLより出版社サイトで
ご覧いただけます。

         https://www.shinsensha.com/iseki/
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 【紹介文】
 
玄界灘に浮かぶ壱岐島には、邪馬台国の時代に渡来人と倭人が
往来する海上の王国「一支国」があった。
その中心となる原の辻遺跡で発見された巨大な環濠集落や国内
最古の船着き場、さらには島内の拠点集落遺跡の発掘成果から
見えてくる、交易大国の姿とは。

 【目次】
 
第1章 「魏志」倭人伝の島
1 海上の王都、原の辻
2 壱岐島の環境
3 「魏志」倭人伝に記された壱岐島
4 壱岐島のあけぼの

第2章 原の辻遺跡を掘る
1 原の辻遺跡の発見と調査の歴史
2 発掘でみえてきた遺跡の様相
3 「南北市糴」を物語る交易品
4 集落の時期的変遷

第3章 一支国を構成する弥生集落
1 車出遺跡群――独自の文化を築く集団
2 カラカミ遺跡――もう一つの交易拠点

第4章 「南北市糴」の交易網
1 東アジア情勢で変化した交易網
2 一支国をめぐる各国の交易戦略
3 楽浪交易の終焉と一支国

第5章 これからの一支国
1 一支国研究の今後
2 さいごに