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書籍番号 82589
書  名 縄文の山岳農耕民 井戸尻遺跡群
シリーズ (シリーズ「遺跡を学ぶ」 170)
データ A5 96頁
ISBN/ISSN 978-4-7877-2340-6
編著者 樋口 誠司著
出版年 2025年3月 
出版者 新泉社
価 格 1,870円(税込)

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(シリーズ「遺跡を学ぶ」)は下記のURLより出版社サイトで
ご覧いた
だけます。
         https://www.shinsensha.com/iseki/
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【紹介文】

本州のほぼ中央に連なる八ヶ岳。その西南麓に広がる高原地帯は、
縄文時代に山岳農耕民の文化が花開いた地である。地元住民と研
究者の長年にわたる発掘・探究により、石器群の構成から縄文の
農耕文化が、土器に描かれた蛙や蛇などの図像からその精神世界
が明らかになる。

  目次

第1章 八ヶ岳山麓の縄文遺跡

第2章 おらあとうの考古学
    1 おらあとうの村の遺跡発掘
    2 おらあとうの村の井戸尻編年

第3章 井戸尻文化の中心地
    1 八ヶ岳南麓の井戸尻文化
    2 井戸尻文化とは何か

第4章 山岳農耕民のくらし
    1 藤森栄一の縄文農耕論
    2 遠山郷で学んだこと
    3 縄文農耕を支えた石器群
    4 列島につらなる新石器製作技術
    5 パン状炭化物の発見

第5章 縄文図像学の世界
    1 縄文土器の図像学
    2 縄文の神話と富士眉月弧
    3 高原の縄文王国収穫祭