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書籍番号 82684
書  名 弥生の至宝 銅鐸
シリーズ (令和7年度春季特別展)(兵庫県立博物館展示図録No.35)
データ A4 91頁
ISBN/ISSN
編著者 兵庫県立博物館編集
出版年 2025年4月 
出版者 兵庫県立博物館
価 格 1,800円(税込)

日本を代表する青銅器の一つに、弥生時代の祭祀に使用された「銅
鐸」があります。近畿地方を中心に広がりを見せる銅鐸は、兵庫県
内から67点が出土しており、日本一の出土量を誇ります。いにしえ
の美と技術の結晶である銅鐸を大阪・関西万博の開催にあわせて展
示するとともに、国立文化財機構所蔵品貸与促進事業の補助を受け
東京国立博物館に所蔵されている銅鐸の「里帰り」もおこないます。
また、銅鐸を作る際に使用された鋳型や道具、後世の人々によって
描かれた絵図なども展示し、神秘のベールにつつまれた銅鐸につい
て、様々な面から考えます。
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目次
ごあいさつ
例言・凡例

第1章 銅鐸鑑賞のてびき ……………………………………………1

第2章 銅鐸600年の変化~兵庫の銅鐸を中心に~ ………………12
 トピック 銅鐸の響き~舌による音の聞きくらべ~  …………15
 
間 章 記録に残された銅鐸  ………………………………………26
 トピック 淡路の地誌に記された銅鐸絵図  ……………………29
 
第3章 銅鐸をつくる…………………………………………………39
 トピック 高坏形土製品と真土  …………………………………43
 連  携 望塚銅鐸復元プロジェクトふりかえりインタビュー 
                      …………………44
 実  験 青銅の熔解・土製鋳型への鋳造・鋳掛の実験………57
 
第4章 銅鐸のさいご  ………………………………………………68
 トピック 復元銅鐸破砕実験の詳細と検討  ……………………72

出品目録・写真目録・挿図目録  ……………………………………86
主要参考文献……………………………………………………………90
謝辞………………………………………………………………………91